イモラとF1は、3年間のグランプリ開催契約延長に合意。少なくとも2025年までF1カレンダーに残ることになりそうだ。
1980年にイタリアGPとして、1981年から2006年までサンマリノGPを開催したイモラ。以後F1でのレースは途絶えていたが、コロナ禍で開幕が大きく遅れた2020年に、急きょカレンダーに加わった。
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ファンやドライバーにも人気なこのクラシック・サーキットは、その後もエミリア・ロマーニャGPとしてカレンダーに定着。そして今回、3年の契約延長が決まった。
新しい契約は、開催権料2500万ドル(約28億8000万円)相当の契約だが、コロナウイルスの影響で無観客での開催を強いられた場合は、1000万ドルを超えない範囲で下方調整することができるという。
イタリア自動車クラブのアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は、次のように述べた。
「リバティ・メディアとの合意には非常に満足している」
「公的機関である我々が、F1のような民間団体と契約を結んだのだから、複雑な契約だった。しかし、重要なことは、2025年までイモラでグランプリが開催されることを確認できたことだ」
「今後数年間は、イタリアでふたつのF1レースが開催されることになった。素晴らしいチームワークだった」
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、イモラの契約延長の知らせを歓迎した。
「エミリア・ロマーニャGPのためにイモラとの素晴らしいパートナーシップを2025年まで継続できることを嬉しく思う」
「このサーキットは象徴的で、我々のスポーツの歴史の一部であり、パンデミック中にふたつのレースを開催するという信じられない仕事をした。イタリアのファンにとってもふたつのレースを開催できることは誇らしいことであり、世界中のファンにとっても、この素晴らしいサーキットが将来にわたってカレンダーに載るのを見ることができる」
この契約の資金は、国と地元エミリア・ロマーニャ州が援助しており、グランプリの命名権も確保されている。
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