メルセデス、発表間近の次期Aクラスをチラ見せ。音声コントロール場面も

メルセデス・ベンツのコンパクトカー「Aクラス」のフルモデルチェンジが目前に迫っている。独ダイムラーは新型Aクラスを2月2日に初披露すると明らかにするとともに、新型を予告する映像を公開した。

メルセデスのラインナップのなかでも若年層をメインターゲットとするAクラス。それゆえに新型の開発では、情報・通信・コミュニケーション分野における最先端技術の投入はマスト。メルセデスは次期Aクラスに搭載する技術の一部を予告し、バズの広まりを狙っている。

このたび公開された予告映像の主役は、ボイスコントロール。スマホなどにも採用され急速な普及を見せているユーザーインターフェイスだ。音声を認識することが可能なため、クルマとの会話を通じてドライバーや乗員の求める機能を実行できる。

メルセデスは、「MBUX（メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス）」と呼ばれるAIを活用した新機能をAクラスに採用する。これはユーザーの求める要求をAIにより理解するため、あらかじめプログラムされたワードを用いなくてもMBUXが“考える”ことによって、意図した機能を実行してくれるというもの。拡張性も高く、さまざまな言語にも対応できるようだ。

映像では、MBUXのもたらすユーザーフレンドリーな特徴の一端を垣間見ることができる。「Hey メルセデス」の呼び声でただちにシステムが「ご用でしょうか」と回答。会話によってクルマとの新たな関係が広がる。大いに注目を集める新型Aクラスのお披露目は日本時間2月3日2:45に予定されている。

※初出時、日本時間の表記に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます