新型EVクロスオーバー 最新「e-CMP2」採用か
フィアットは6月9日、同社のYouTubeチャンネルで新型EV「600」を公開した。500Xの後継となるクロスオーバーで、今年後半に発売される予定だ。
【画像】フィアットから電動クロスオーバー登場【新型フィアット600を500と写真で比較】 全28枚
新型600は、フィアットの親会社であるステランティスのe-CMP2プラットフォームを使用し、ジープ・アベンジャーと多くの部品を共有する見込みである。
フィアットの公式YouTubeチャンネルに投稿された『Open Doors』という動画には、白いボディに「600」のレタリングが施された車両が登場。ヘッドライトやハニカムスタイルのフロントグリルなど、500と共通のデザインを備えている。
リアスポイラー、ルーフ、ミラー、ドアシルには黒のカラーリングが施されている。
インテリアはほとんど映っていないが、ドライバーの視点、デジタルメーターディスプレイ、センタータッチスクリーンなどが確認できる。
詳細はまだ明らかにされていないが、ジープ・アベンジャーと同じ51kWh(使用可能容量)のバッテリーを採用し、約400kmの航続距離と100kWの急速充電を実現すると予想される。
e-CMP2プラットフォームを採用する他のモデルには、DS 3 Eテンスやプジョーe-2008などがある。
アベンジャーには1.2L 3気筒のガソリエンジン搭載モデルも用意され、EV普及が限定的な市場に投入されるが、フィアット600も同様のパワートレイン展開になるだろう。
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