ザウバーのマーカス・エリクソンは、イギリスGP決勝32周目のターン1”アビー”でマシンのコントロールを失い、高速のままアウト側のウォールに激突した。
今回のイギリスGPでは、3カ所目のDRSゾーンがメインストレートに設定。ただ、ターン1とターン2(ファーム・カーブ)は全開でクリアするコーナーのため、手動でDRSを閉じてターン1に向かわねばならなかった。
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クラッシュ時、エリクソンのマシンのDRSは、1コーナーでも開いたままになっているのが、国際映像でもしっかり捉えられていた。このインシデントについてエリクソンは、システムの不具合を疑っていたが、ザウバーのその後の調査により、エリクソンが手動でDRSを閉じていなかったことが明らかになった。
「僕はチェコ(セルジオ・ペレス/フォースインディア)のすぐ後ろにいた。誰かと戦っていて、今回のようなDRSゾーンがある場合は、できるだけ遅くDRSを閉じ、そしてできるだけ早くDRSを開けるスイッチを押すものだ」
そうエリクソンは説明する。
「クラッシュの後、それがトラブルだったのかどうか分からなかった。でもデータを見てみると……。そのボタンはステアリングホイールの裏側にある。そして、そのコーナーのエントリーはすごくバンピーだったし、縁石にも乗ってしまった。だから指が滑って、ボタンに当たらなかったのだと思う」
「基本的に、DRSを開いた状態でそのコーナーに入れば、クルマが回ってしまうのに争うことはできない。それが、あの事故が起きた理由だった」
エリクソンは、その事故がなければ、間違いなくトップ10でフィニッシュできたはずだと確信している。
「ポイントは手の届くところにあったと思う」
そうエリクソンは語った。
「その時点で、僕はチェコのすぐ後ろにいて、ピエール(ガスリー)の前にいた。その時点では本当に強いと感じていたし、ふたりよりも新しいタイヤを履いていたんだ」
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