距離感が近すぎたり会話が盛り上がらないことに女性はガッカリ
明日は気になる女性と初デート。自慢の愛車をピッカピカに磨いて、これでヨシ。とスポーツカーの前でうっとりしている男性のみなさん。相手の女性にはもう、愛車がスポーツカーだということを打ちあけていますか? もしくは、お付き合いをする前から自分の全てをさらけ出す覚悟はできていますか?
えっ、軽かよ……とならない女子ウケ抜群のデートで使える軽自動車5選
もしまだだと言うならば、レンタカーを予約した方がいいかもしれません。
というのは、スポーツカーはまだ知り合ったばかりだったり、相手の深い部分を理解していない男女がどちらも心地よく過ごすには、ちょっとハンデの多い乗り物と言えるからです。決してクルマに非があるわけではないし、オーナーである男性にも何の問題もなく、人間の本能や心理的なもののせい。今回はそんな、初デートにスポーツカーが適さない理由をご紹介したいと思います。
1)パーソナルスペースに踏み込んでしまう
まずは、誰にでも無意識のうちに、他人が入ってくると不快に感じる距離感「パーソナルスペース」というものがあります。スポーツカーは、運転席と助手席の距離が近く、空間そのものもタイトな場合が多いため、相手の「パーソナルスペース」にいきなりグッと踏み込んでしまう可能性が高いのです。しかも、このパーソナルスペースがどのくらいの距離感なのかは、個人差、とくに男女での違いがあるとのこと。女性の場合は、視野が左右に広く全体を見渡す特性があるので、自分を中心としたパーソナルスペースが前後左右に均等な円形をしています。
でも男性の場合は、前方を集中して見る特性があるので、パーソナルスペースが前後に長い楕円形をしていると言います。そのため並んで座ることになるスポーツカーの場合、男性は横に並ばれてもパーソナルスペースに侵入されたと感じにくい反面、女性は近すぎる、嫌だ、不快だと感じやすくなってしまうというわけなのです。
このパーソナルスペースによる不快感は、相手との信頼関係や好感度などによって変わってくるので、デートを重ねて心が近くなってくれば、今度は「嬉しい、楽しい」と感じるように。なので、最初のデートはもっと空間が広いクルマで、お互いのパーソナルスペースを荒らさないようにするとコミュニケーションが取りやすいのではと思います。
2)音のストレス
続いては、男性と女性それぞれがドライブデートで求めていることの違いが、「音」によって明確になりやすく、その結果ストレスが生じやすいのがスポーツカーです。男性は時に運転に集中し、クルマの音からも状況判断をする場面があるので、スポーツカーのエンジン音はむしろ「必要な音」。多少、大きな音で聞こえ続けていても、それをストレスと感じることはわずかなのではないでしょうか。
でも女性からすれば、デートの目的はその男性と会話をすることだったり、一緒に好きな音楽を聴いて盛り上がることだったり、景色を見て感想を言い合うことだったりします。決して、エンジン音は必要な音とはいえません。そうなると、大事なところで男性の言葉が聞こえなかったり、いつもよりずっと声を張り上げて喋っていて疲れてしまったり、少なからずストレスになってしまいます。音も一緒に楽しんで欲しい男性と、できれば音を消してほしい女性。この違いになかなか気がつきにくいので、お互いに「なんか今ひとつしっくりこないな」となりやすいんです。近ごろはハイブリッドのスポーツカーもありますが、静かなクルマの方が余計なストレスが生じにくいと言えるでしょう。
スポーツカーは目立ったり疲労感を感じやすい
3)目立つことによる精神的苦痛
そしてもう1つは、本人たちの意思に関わらず、スポーツカーが目立ってしまうことによる精神的苦痛。これはとくに女性が感じやすいものです。というのは、人間の心理として目立つクルマにどんな人が乗っているのかを「見たい」と思ってしまいがちですよね。しかも、見たあとに悪気なく「評価」をしてしまうのです。似合わない、ガッカリ、ムカつく、といった、半分は嫉妬やヒガミも入っているような評価が多くなりがちです。そうした無遠慮な視線に、女性はとても敏感。どこの誰かもわからない人たちに、自分が望んでもいない値踏みをされるのは、かなり不愉快ですよね。
また、見られていたことを相手の男性に話して、「自意識過剰」などと思われるのも不本意なものです。もし、どうしてもスポーツカーで出かけるならば、女性の分のサングラスを用意してあげたり、人通りの多い道をなるべく通らないようにしたり、といった配慮をするといいと思います。
4)疲労感を感じやすい
最後は、スポーツカーが疲労感を感じやすいということです。先ほどの「音」だけでなく、スポーツカーは多くの場合、乗り心地が硬めにセッティングされているものです。常にゴツゴツとした振動が身体に伝わってくる状態で、長時間座り続けているのは疲労感を増長させてしまいます。運転している人は、身体を動かしている分、スポーツをした後のような心地よい充足感のようなものがあるので、疲労感とはまた少し違う感じ方になると思いますが、ただ助手席に座り続けていただけの女性にとっては、疲労以外の何ものでもナシ。
たとえデートが楽しかったとしても、帰宅してからグッタリしてしまうと、「なんか今日、疲れたな。無理してたのかな」なんて、彼との相性がよくないのではないかと案じてしまう可能性もあります。それはかなり、損ですよね。遠出をするなら、なるべく乗り心地がよく助手席でも疲れにくいクルマを選んであげるべきではないでしょうか。
というわけで、カッコよくて走って楽しいはずのスポーツカーですが、これから愛を育みたいと考えている女性とのデートには、なかなか難易度が高いという理由をご紹介しました。もちろん、事前に話して「乗ってみたい」と言ってくれた場合や、絶対に彼女の理解を得られる自信があるという男性など、例外もあります。でも、最初のデートから3回目くらいまでは、彼女に負担のかからないクルマを借りてあげるというのも、あとで知ったらけっこうグッときちゃう女性は多いのではないでしょうか。そして心の距離が縮まったら、スポーツカーでおおいにドライブデートを盛り上げてくださいね。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
年収は最低いくら必要!? “500万円台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
アンダー200万円! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
新型[ランドクルーザー250]正式デビュー!! 注文殺到は必至のデキも気になる[価格]は?
みんなのコメント
そもそも「車の評価」=「男の評価」だと勘違いしているライターがだいぶイタイ。
人を乗せる時は、とんがったスポーツカーの性能をいかに抑えながら丸く運転できるか。これに尽きるかと思います。その上で、場を盛り上げるためのトーク力。男性に求められるものは多すぎですね…。運転中は、女性と対話するよりも車と対話した方が、楽しく思ってしまいます。