青木拓磨がル・マン24時間レースに向けて着々と準備開始
第89回ル・マン24時間耐久レースに参戦する青木拓磨選手がフランスに渡り、この夢の舞台への準備を進めている。青木拓磨選手が参戦するのは「SRT41」チーム。この「SRT41」は、フレデリック・ソーセ氏率いるチーム。ソーセ氏は人喰いバクテリアによる四肢切断という事故を乗り越え、そこからレース活動をスタートさせ、2016年にル・マン24時間レースへ出場した経験を持つ。その活動をさらに広げていこうと始めた活動が、今回のこのル・マン24時間レース参戦を目指すというもの。ソーセ氏自身は代表としてチームをまとめ、障がいを負ったドライバーでマシンを走らせる。
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3カ年計画でル・マン参戦を目指したがコロナ禍に翻弄される
2018年から3カ年計画でこの24時間本戦を目指してきた。2018年はLMP3のプロトタイプ・マシンでフランス国内選手権に挑戦、その後2019年にヨーロッパ耐久選手権に出場して、2020年にはにル・マン本戦に挑戦するという計画であったが、COVID-19の影響もあって、本戦出場の計画は1年先送りとなり、ようやく2020年のこの第89回ル・マン24時間レースへの参戦が実現している。
ただ、このプログラムの当初の予定であった身体障がい者で構成された3人のドライバーのうち、義手ドライバーのスヌーシー・ベン-ムーサ選手はチームから離脱してしまっていた。青木拓磨選手とナイジェル・ベイリー選手とともに24時間を戦うドライバー構成は変更を余儀なくされ、フランソワ・エリオ選手がチームに合流したのだが、そのフランソワ選手は直前になってトレーニング中の事故で急遽代役でマチュー・ラヘエ選手が12日に決定した。
マチュー選手は、現在36歳。10歳からレーシングカートを始め、フォーミュラ・ルノーやワールドシリーズ・バイ・ニッサンなどを経て、2008年OAK Racingへ加入。これを機に耐久レースシリーズとル・マン24時間レースにターゲットを定め、ヨーロピアン・ルマン・シリーズ、さらにはアジアン・ルマン・シリーズに参戦(2009年にはLMP2クラスでタイトルを獲得)。
そのため、日本国内でも富士スピードウェイ、岡山国際サーキットなどでのレース走行経験もある。現在は実弟(ジャン-バティスト・ラヘイ選手)と、今回負傷したフランソワ選手とウルティメイト・チームでELMS LMP2に参戦中。これまで4度ル・マン24時間レースへ挑戦してきており、今回がル・マン参戦5回目となるドライバーだ。
6月末にリザーブドライバーのオファーがあり、快諾。このプロジェクトを完走という成功に導くためにサポートするために呼ばれたわけで、自身の置かれたポジションについては「理解をしている。ただ、実際にドライバーとしてELMSを一緒に戦うフランソワ選手のサポートに入るとは思ってなかった」と語る。
本番を控え公式の救出訓練が実際された
レースウィーク前週に開催となるテストデーを前に、チームスタッフが合流しミーティングを行いつつ、現地時間14日には、公式の救出訓練が実施された。これは、ドライバーがハンディキャップであるため、コースサイドでレースを監視しているマーシャルスタッフが実際に車両からドライバーを救出する手順の確認を行った。
ル・マン24時間レースのスケジュールは以下の通り。まずは15日にテストデーが設けられており、レースウィークは18日からスタート。まず18日には2回の練習走行(現地時間14時~17時および22時~0時)、そして19時~20時には予選セッションが予定されている(サマータイムのフランスとの時差は、日本時間マイナス7時間となっている)。
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