2022年のMotoGP第5戦ポルトガルGPのフリー走行1回目が行なわれた。このセッションで最速となったのは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスだった。
舞台となるアルガルヴェ・サーキットは雨に見舞われており、気温は12度、路面温度も13度と低温なコンディションでFP1が行なわれた。
■スズキ、2023年以降もアレックス・リンスと契約延長の意向示す
路面はフルウエットで、一部には”川”が出来るような状況。直前に行なわれたMoto3クラスの走行では転倒者が続出していた。そうしたコンディションの中、ライダーたちは走行を開始した。
FP1序盤はドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤとジャック・ミラーがリードした。
セッション開始から15分、中上貴晶(LCRホンダ)がダウンヒルとなっているターン9でハイサイド転倒。自力でコースを後にしており、深刻な怪我はない様子だった。
なお転倒でマシンのカウルなどの破片がコースに散らばり、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)やミラーはそれを踏みそうになってしまったが……彼らはそれを巧みに回避していった。また中上は残り15分を切った頃に走行へ復帰した。
FP1が後半に入ると、VR46のルーキーであるマルコ・ベッツェッキがタイムを縮め、1分51秒136でトップタイムとした。
残り時間も10分を切りセッションの終了が近づいて来た頃、ミラーがターン8でスリップダウンし転倒。すぐに再始動することができず、走行時間を失うことになった。
終盤になりコース上ではライダーたちがペースアップ。マルク・マルケスが1分51秒041までタイムを縮めて、トップに浮上した。
セッション終了直前、ルカ・マリーニ(VR46)がターン8でクラッシュ。セクター2に黄旗が振られ、ミラーやアレックス・マルケス(LCRホンダ)などがタイム抹消を受けてしまった。
最後のアタックでは、ジョアン・ミル(スズキ)がタイムを大きく更新し一時はトップとなった。しかしマルク・マルケスがその後1分50秒666とさらに上回り、FP1最速は譲ることになった。2番手はミル、3番手はベッツェッキだ。なおFP1で1分50秒台を記録したのは彼のみだ。
転倒のあった中上は最終的に15番手タイムでFP1を終えている。
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