■軽だけど「ゴージャス!」 大迫力グリルが自慢の軽ワゴン 3選
2015年のフルモデルチェンジから8年が経過し、フルモデルチェンジの噂も絶えないトヨタの高級ミニバン「アルファード」は、迫力あるゴージャスなフロントグリルが大きな特徴です。
そんな「ゴージャス顔」が似合うのは、高級ミニバンだけではありません。今回は、「ミニ・アルファード」風なゴージャスさを誇る軽ワゴンを3モデル紹介します。
【画像】もはや「アルファード」級!? 迫力グリルの軽3モデルを写真で見る(40枚)
●スズキ「スペーシア カスタム」
現在、軽乗用車の販売のうち4割近くを占めている人気カテゴリーが「軽スーパーハイトワゴン」です。
高い背のボディに後席スライドドアを組み合わせ、広い室内と優れた実用性を兼ね備えたもので、ファーストカーとして選ぶ人も多いといいます。
そんな同カテゴリーで、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」と並び販売ランキング上位を争っているのが、スズキ「スペーシア」です。
スペーシアの特徴は、標準タイプに加え、SUVテイストの「スペーシアギア」や商用モデル「スペーシアベース」など、多彩なバリエーションを有する点にあります。
なかでも、ゴージャスな雰囲気で上質感をアピールしているのが「スペーシアカスタム」です。
現行型は2017年12月に登場した2代目。デビュー4年が経過した2021年12月に行われたマイナーチェンジでは、フロントマスクのデザイン変更を実施しています。
きらびやかさを増した意匠の採用で、高級ミニバンにも負けない強い押し出し感を手に入れたといえるでしょう。
●三菱「デリカミニ」
前出の通り、現在最も注目されている軽スーパーハイトワゴンカテゴリーに対し、新たな勢力も加わろうとしています。それが、三菱の新型「デリカミニ」です。
同社の軽スーパーハイトワゴン「eKスペース」をベースに、上級クロスオーバーミニバン「デリカ(デリカD:5)」のアクティブなSUVテイストを加えたニューモデルで、2023年5月25日に発売されました。
2023年1月より先行予約注文が開始され、5月24日時点で1万6000台を受注するなど、注目度も高い新型デリカミニ。
三菱の共通デザイン表現「ダイナミックシールド」を採用し、力強さと安心感を表現する一方、半円形のLEDポジションランプを内蔵した愛嬌のあるヘッドライトデザインを組み合わせ親しみやすさも兼ね備えています。
こうした独自の迫力あるデザインの特徴が、人気に一役買っているのは間違いなさそうです。
●ダイハツ「アトレー プレミアムver.」
ダイハツは2021年12月、軽ワンボックスカー「アトレー」を17年ぶりにフルモデルチェンジしました。
新プラットフォーム採用による走行性能の大幅な向上や、パッケージングの見直しによる室内寸法の大幅拡大など、すべての面で刷新したことで、これまでの商用利用に加え、個人ユーザーの需要拡大も見込んだとダイハツでは説明します。
そんなダイハツは、デビュー直後の2022年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2022」に、さっそくアトレーのカスタムモデル「アトレー プレミアム Ver.」を参考出品しています。
各部がドレスアップされ、特にフロントマスクは全面的に刷新され、まさに「ミニ・アルファード」といったテイストに仕上がっているのが特徴です。
その狙いについてダイハツでは「クールさと迫力を身にまとった、プレミアムな世界観」と紹介しています。
完成度の高さから見ても、アトレー プレミアム Ver.の市販化の可能性は極めて高く、ダイハツからの続報を待ちたいところです。
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