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ヤマハ、サーキット走行専用の新型『YZF-R1/R6 レースベース車』を受注生産で発売

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ヤマハ、サーキット走行専用の新型『YZF-R1/R6 レースベース車』を受注生産で発売

 ヤマハ発動機は、ロードレース競技およびサーキット走行専用の『YZF-R1 レースベース車』と『YZF-R6 レースベース車』の2025年モデルを予約限定の受注生産で2025年2月28日に発売する。

『YZF-R1/R6 レースベース車』は、それぞれ欧州仕様の2025年モデルをベースにレースなどサーキット走行専用モデルだ。

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『YZF-R1 レースベース車』のベース車両“YZF-R1”は、ヤマハが誇るスーパースポーツのフラッグシップモデル。スーパーバイク世界選手権(SBK)、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐を含むFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているマシンのベース車両として知られている。

 今回発表された新型『YZF-R1 レースベース車』でまず目に入る変更点は、フロントカウルのウイングレットだろう。ついに追加されたウイングレットは、ヤマハファクトリーMotoGPチームから技術的なフィードバックを元に設計、開発された。このカーボンファイバー製のウイングレットは、強度と剛性の確保と可能な限りの軽量化を両立し、ダウンフォースを発生させるだけでなくフロントエンドの安定性に寄与している。

 他にもコーナリング性と空力特性を突き詰めたアップグレードがなされており、KYB製の伸圧減衰力左右独立式の新型フロントサスペンションは、ベースバルブを追加した新機構で緻密な減衰コントロールが可能となった。

 ブレンボ製モノブロックキャリパー“Stylema(スタイルマ)”とラジアルマスターシリンダーを搭載したフロントブレーキを採用し、コントロールフィーリングを向上させている。

 また、シート表皮がグリップとホールド性を高めた素材に変更され、さらにアグレッシブなライディングができるよう、よりライダーをサポートする仕様となった。

『YZF-R6 レースベース車』は、中排気量クラスのWorldSSPで5連覇を果たした軽量かつパワフルな599cc4ストロークDOHCのR6エンジンを搭載。ヤマハが世界選手権で培ったトラクションコントロールシステムやクイックシフターなどの電子デバイスも備える。

 また、2024年モデルの“YZF-R1 レースベース車”と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを引き続き採用している。

 ボディカラーは、両モデルともにマットダークグレーメタリック6の1色のみ用意。メーカー希望小売価格は『YZF-R1 レースベース車』が244万2000円(税込)、『YZF-R6 レースベース車』が137万5000円(税込)となっている。

『YZF-R1/R6 レースベース車』は、期間限定予約による受注生産で2024年2月28日からの発売を予定している。第1次予約はすでに開始されており2024年9月25日~10月9日まで。第2次予約は2024年10月10日~11月29日までの期間限定で全国のヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店で予約を受け付けている。

 なお、『YZF-R6 レースベース車』は、ヘッドランプ、ポジションランプ、ミラー、ホーン、車載ツール、タンデムシート、タンデムステップ、リアフェンダー、グラフィック・ラベル類を、『YZF-R1 レースベース車』は、加えてテールライト、フラッシャーを取り外した状態で出荷される。

 両モデルともに購入特典としてサーキット走行専用部品の『ワイヤーハーネスセット』と『ECU』(F.I.マッチングソフトウェア含む)が付属するが、車両本体とは別送となる。なお、国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できず、一般公道での走行はできない。

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みんなのコメント

2件
  • tns********
    レースベース車は保安部品もカウルもエキパイもない状態でもっと安く売って欲しい。
    保安部品とかはオプションで。
  • ssn********
    公道仕様よりこっち買った方が人もバイクも幸せになれるよ。
    差額と保険等考慮したらサーキット用具買えるし
    賢者は公道でSSは乗らないよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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