ドイツGP予選で4番手を獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、Q3最後のアタックで1コーナーをアクセル全開でクリア。当該コーナーを全開でクリアした、おそらくF1では初のドライバーとなった。
さらにフェルスタッペンは、スタジアムセクションに入る右コーナーである11コーナーも全開で回ろうとしたものの、最終的にはわずかにアクセルを離さなければならなかったと話した。
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フェルスタッペンの離れ業は現代のF1、特にレッドブルのRB14がどれほどのダウンフォースを生んでいるかを表している。ポールポジションを獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、オンボード映像を見る限り、1コーナーでアクセルをわずかにオフしていた。
予選アタックを終えてピットに戻ったフェルスタッペンは、チームに「僕の持っている全てを出し尽くした」と語った。
「スタジアムに入る時に、(ハースのロマン)グロージャンがアタックを止めていたんだと思う」
「僕はそのコーナー(11コーナー)を全開で抜けたいと思っていたんだけど、ちょっと乱流があったことが助けにならなかったんだ」
「だけど例えばセクター1ではかなり競争力があった。1コーナーは全開だったし、素晴らしかった」
彼は、本当に重要な時にしか1コーナーを全開でクリアできるか試すつもりはなかったと認め、実際にミスをする可能性もあったという。
「1回だけしかやらなかった。最後の1回だけだ。Q1でフロアを壊すつもりはなかったからね」
「(話題になるのは)素晴らしいね! 他の誰も、全開で回った人はいないと思う」
予選を4番手で終えたと聞いて、落ち込んでいるかと訊かれると「いいや、僕は落ち込んでいない。僕は自分のラップに満足している」とフェルスタッペンは答えた。
「だけど、予選では僕たちにチャンスがないことは分かっていた。だから僕は、最低でも4番手を獲れるように全力を尽くした」
「そのギャップはエンジンモードの差から生まれている。それは明白だ」
「フェラーリが速いのは理に適っている。なぜなら、彼らだけでなくハースやザウバーも速いからだ。そしてそれは常にパワートラックでのことだ。彼らが、本当に強いエンジンを持っているということを意味する」
「レースではもっと差が縮まるはずだ。(予選用の)パワーモードはいつも使えるわけではない。だから、もう少し近づけるはずだ」
「それで十分かは分からない。でも、少なくとも差は縮まるはずなんだ」
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