■「雪載せ車」は超危険! ときには違反にも!?
2024年2月は日本列島を強い寒気が襲い、5日には雪国と言われる日本海側のみならず東京都心でも雪が降り積もる悪天候となりました。
このような状況では、道路や家屋とともにクルマのルーフ(屋根)にも雪が積もっている光景が見られますが、このようにルーフに雪を載せたまま走行することは非常に危険な行為で、かつ交通違反に該当する可能性もあるといいます。
【画像】凄すぎて笑うわ! これが雪の中に現れた「雪上2階建てバス」です(20枚)
たとえば、ルーフに積もった雪を載せたまま走行しブレーキをかけると、“慣性の法則”やクルマが前方に傾いたはずみなどによって、ルーフの上にあった雪が雪崩のようにフロントガラスに落ちてきます。
そうなると雪の重みでワイパーが破損してしまう可能性があるだけでなく、大量の雪によって視界がふさがれてしまい、走行中であれば非常に危険な状態に陥ることが想像できるでしょう。
このように、大量の雪を載せたままの状態で走行することは、自分のクルマのみならず周囲のクルマや通行人にも危害を及ぼす行為。
たとえ時間が無く急いでいるときであっても、必ず運転を開始する前にはスノーブラシなどを使用し、雪を落としてから走行するべきだといえます。
また、ルーフに雪が積もったまま走行して後方に雪の塊が落下した場合も、後続車を驚かせたり事故を誘発させることがあるため大変危険です。
もし後続車にぶつからなくても、車線上に雪の塊が残りますので、他のクルマによって踏み固められれば路面状況を悪化させることも考えられますし、ハンドル操作を妨げて事故の要因となりかねません。
とくに高速道路の場合はスピードが高まりやすい状況ですので、ルーフに雪を載せたままの走行は危険性が格段に増します。
また背の高いSUVや大きなミニバンなどは、ルーフに積もった雪を取り除くのが比較的大変なので、そのまま走行してしまう人もいるかもしれませんが、思わぬ事故を誘発する原因とならないよう、「多少の雪なら大丈夫」などと安易に考えず、積雪した際にはきれいに雪を落としてからクルマを走行するようにしましょう。
※ ※ ※
じつはこのルーフに雪を乗せたまま走行する行為について、長野県は規定があります。
長野県道路交通法施行細則の第14条「運転者の遵守事項」において「自動車の車体及び積荷等の積雪が走行時に飛散し、又は落下することにより、交通に危険を及ぼし、又は及ぼすおそれのある状態で自動車を運転しないこと」と明確に定められています。
長野県においては、クルマの屋根にたくさん雪が積もった状態で運転をすると道路交通法第71条第6号の公安委員会遵守事項違反に該当する可能性があるのです。
普段雪が降らない地域に住んでいる人が長野県をはじめとした降雪地帯に出かける際は、必ずスノーブラシを車内に用意して、クルマに雪が積もったときは雪下ろしをするなどの対策を行ってからの運転を意識付けて下さい。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
[N-BOX]が[スペーシア]に負けるなんて…絶対王者 N-BOXに何が起こったのか!?!?!?
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
5速MT搭載! 三菱が新型「軽トラック」を発表! ワイルドな「角張りボディ」採用した商用モデル「新型ミニキャブ」に反響続々!
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
みんなのコメント
ブレーキ掛けたらズサーと前に流れてきたら前が見えなくなるのに。