ポルシェ911 GT3-Rの特徴
・1510万円まで入札のすえ流札
・予想落札額は1800~2200万円だった
・2016年Super GT/GT300クラスに「Excellence Porsche Team KTR」より参戦
・2016年Super GT第3戦茂木で2位表彰台を獲得
・2017年、2018年のブランパンGTシリーズ・アジアにスポット参戦
・2018年仕様にアップデート済み/911GT3 R Evo-Kit 2018)
・エンジン他、スペアパーツ多数付属
・Ready to Race コンディション
ポルシェ911 GT3-Rの詳細
ポルシェ911 GT3-Rは、その名のとおり公道最強との誉れが高い911 GT3-RSのレーシング・バージョンというべきモデルで、LM-GTE用のワークスマシンである911 GT3-RSRと、ポルシェ・カレラカップ用の911 GT3 Cupの間に位置するFIA GT3規格のマシンである。
991型となる911 GT3-Rがデビューしたのは、2015年のニュルブルクリンク24時間レースの会場でのこと。大きなリアウイングなどのエアロエクイップメントが目を引くボディは、全長4604mm、フロント全幅1975mm、リア全幅2002mmとふた回り近く大型化。
またホイールベースは997 GT3-Rに比べ8.3cm伸びた2463mmとなっている。実は911が997型から991型にモデルチェンジする際に、レース部門から真っ先に挙がっ たリクエストがホイールベースの延長だったという。それにより重量バランスが改善されたほか、空力性能も向上。あわせて高速コーナーでのハンドリングも改善された。
ボディはルーフ、フロントリッド、フェンダー、ホイールアーチ、ドア、サイドセクションとリアエンドセクション、リアリッドをCFRP製としたほか、すべてのウインドウをポリカーボネートとするなどの軽量化が図られた結果、サイズ的に大きくなったにも関わらず車重は先代とほぼ同じ1220kgに抑えられている。
リアに搭載されるエンジンは4L水冷水平対向6気筒直噴ユニットで、最大200barで作動するダイレクト・フューエル・インジェクションと、可変バルブタイミング機構で効率的な燃焼を実現。500ps以上の最高出力を発揮する上、燃費性能や耐久性も向上している。
さらにパドルシフトを備えたコンスタントメッシュ・シーケンシャル6速トランスミッション、機械式LSDのほか、ABS、トラクションコントロールといった電子デバイスも標準で装備していた。
出品車は38台がデリバリーされたという2016年モデルで、山野直也、ヨルグ・ベルグマイスター(他にティム・ベルグマイスター、坂本祐也)によりSUPER GTシリーズGT300クラスに参戦していた1台。
エントリーはセミワークスというべきExcellence Porsche Team KTRからで、第3戦オートポリス代替戦のもてぎで2位表彰台を獲得。さらに翌日に行われた最終戦もてぎでも5位に入り、チームランキング10位を獲得している。
その後GT3-Rは2017年に富士スピードウェイで開催されたブランパンGTアジア・シリーズにスポット参戦し、レース1、レース2でともに7位でゴール。911 GT3-R Evo-Kit 2018を組み込みアップデートした2018年シーズンにはブランパンGTアジアの鈴鹿ラウンドにエントリー。レース1で10位、レース2で18位という成績を残している。
2018年までレースをしていただけあり、今もレース・コンディションを保っているGT3-R。現役のレーシングカーらしくスペアパーツが多数付属しているのも特徴である。
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みんなのコメント
日本は純レーシングカーは値が上がらない
1500万って、程度の良い空冷ポルシェのほうがよっぽど高い
日本はサーキット走行が身近でない
文化や生活と密着していない
乗り回して自慢できない車は飾りとしての評価しかない
それに気がついた外人が買いあさってますよ。TZやRSを外国に販売する専門業者も出現しています。
そのせいで、いまや市販レーサーがほとんど残っていないです。