フェラーリのルイス・ハミルトンは、タイヤの温度を上げるのに苦労し、F1サンパウロGPの予選を13番手で終えた。
チームメイトのシャルル・ルクレールが3番手となった一方、ハミルトンはQ2で敗退。これはQ1敗退の16番手に終わったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く、予選のサプライズのひとつだった。
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「セットアップは問題なかったが、タイヤを機能させることができなかった」と、ハミルトンは認めた。
タイムを失った原因について問われると、「タイヤの温度だ」と繰り返し、「それはすべてガレージで決まることだ」と彼は付け加えた。
ハミルトンはシンガポールGPの際、ピットレーンに並ぶことでタイヤの温度が下がってしまったとして、チームのプロセス改善を訴えていた。ハミルトンの発言はフェラーリのプロセスにまた別の問題があるということなのか。そう問われたハミルトンは次のように答えた。
「分からない。以前と同じ問題かどうか分からないけど、違うと思う。走行開始のタイミングなど実行面では問題ない。ただリヤタイヤの温度を上げられず、適した温度に留めることができない状態なんだ」
またしてもチームメイトがトップ3入りを果たすのを見届けた週末は、彼にとって失望の連続だった。長い土曜日を終えた後のインタビューで、再び苦戦を強いられた精神状態を問われる彼の表情には、その不満が如実に表れていた。
「ああ、あまり良くないね。明日できることをやるだけだ」
「毎週末、悪い状況が続いているけど、明日も起きて、また挑戦するつもりだ」
「正直(決勝レースは)何も期待はしていない。しかし、どうなるかは様子を見よう。おそらく、またしても無駄に終わる週末になると思う」
決勝レースはハミルトンにとって挽回のチャンスとなるが、何も起きなければオーバーテイクの機会は少なく、進歩は限定的なモノとなるだろう。一方で天候が今週末の重要な要素となる可能性があるため、レースの混乱と戦略に望みを託すことになるだろう。
再び表彰台を目指して決勝を戦うことになるであろうルクレールは、わずかな改善が好結果につながったと語った。
「誇張したくはないけど、僕たちが成し遂げた改善は、おそらく0.15秒程度だと思う」
「しかし今週末の場合、0.15秒はQ1で敗退するか、Q3へ進出するかを分けることになる。僕たちがやった本当に素晴らしい仕事は、Q1からQ3まで、すべてを完璧に実行したことだ」
「なぜなら僕たちは、FP1から非常に厳しい週末だった。Q2、そしてQ3進出さえも苦労すると分かっていた。だが僕たちは完璧にやり遂げた。その点には非常に満足している」
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