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【気が早い? いやいや】トヨタGR86/スバルBRZ(3代目) PHEVの可能性は

GR86/BRZ 2モデルそれぞれの顔

text:Kenji Momota(桃田健史)

【画像】詳しくみたい 新型トヨタGR86/スバルBRZ【発表の現場より】 全261枚

text:Taro Ueno(上野太朗)

出たばかり、いや、今回世界初公開された新型トヨタGR86の日本仕様はプロトタイプだ。

実際の販売開始は、2021年秋頃とまだ半年近く先である。

それにもかかわらず、オンライン開催されたトヨタとスバル両社関係者によるトークショーの内容や、車両のスペックを見ていると、次の世代となる3代目に搭載されるであろう、プラグインハイブリッドのユニットが想像できる……。

2代目となる新型GR86は、先に量産されているGRスープラやGRヤリスが採用したファンクショナル・マトリックス・グリルを採用。担当デザイナーによると、グリルとバンパーの高さと位置を細工することで、BRZとはまったく別の顔を実現している。

ヘッドライトについては全体の輪郭はBRZと同じだが、GRスープラのようにトヨタがシグネチャーと呼ぶ「L字」形状をヘッドライトの輪郭内側に設けたことで、GRらしい顔つきとなっている。

一方、BRZのフロントマスクは、スバルの象徴である六連星をイメージしたヘキサゴンとフードからのボリューム感を表現。ヘッドライト輪郭内側は「Cシェイプ」としたことで、いかにもスバル顔となった。

さて、こうしたGR86とBRZのフードの下には、「いまのところ」ガソリンエンジンが載っている。

排気量増もエンジン重量増は最低限

搭載されているパワーユニットは、スバルの真骨頂である水平対向型ガソリンエンジン。

初代と同じく4気筒で、排気量は初代から約2割アップした2387ccとした。

となれば、エンジン自体がひと回り大きくなったイメージがあるのだが、実はそうではない。

BRZの開発総責任者である、井上正彦PGM(プロジェクト・ゼネラル・マネージャー)は、

「ボア・ストロークを初代の86mm×86mmからボアアップして94mm×86mmとしている」

「しかし、シリンダーブロック内での拡張であり、エンジン本体の大きさは変わっておらず、重量増もほとんどない」という。

エンジン特性としては、初代では中回転域でトルクの伸びが落ち着いていたが、新型では低回転域から中回転域までガツン! とトルクが出て、さらに高回転域まで一気によく回るという大きな改善が見られる。

数値の上では最大出力235ps、最大トルクが25.5kg-mとなり、0-100km/h加速は初代の7.4秒から6.3秒へと1秒以上も躍進した。

こうしたパワーユニットの性能拡充は、車体の強靭化があってこそ、クルマ全体としての調和がとれる。

課題は「動きのバランス感」だといい、そこにスポーツカーらしさが備わる。

車体は、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)で採用したインナーフレーム構造などを用いて剛性アップとしなやかさを両立させた。

プラグインハイブリッドの可能性は?

具体的に、スバルとトヨタが目指したパワートレインと車体とのバランス感とは、クルマとしてのポテンシャルを一段引き上げることだ。

初代で実現していた、きびきびした走りのレベルをさらに上げて、その中でスタビリティ(操縦安定性)を確保している。

さらに、普段づかいを重視した乗り心地として、「雑味のなさ」を追求した。

走行テストは、北海道ではトヨタの士別試験場やスバルの美深試験場、さらに世界屈指の難コースであり新車開発のメッカである独ニュルブルクリンクを使用して走りの精度を上げた。

こうして最終的な仕上がりを見せたGR86とBRZだが、初代から今回の2代目まで約9年間を要した。

仮に、2代目の商品ライフサイクルが初代と同じく9年間だとすると、3代目の登場は2020年代後半から2030年にかけてということになる。

となれば、電動化への対応は必須となることは間違いない。

日本では政府が2035年までに新車100%電動化、また東京都では2030年までに新車100%を非ガソリン化するとの考えを表明しているからだ。

その他、86人気の高い北米はもとより、欧州各国でも2030年代の早い段階で新車100%電動化が義務化される公算が高い。

こうした将来の市場環境を考えると、3代目GR86とBRZでは、プラグインハイブリッド車になることが想定される。

スバルにはPHEVが既に存在する

スバルの水平対向型エンジンの電動化は、日本ではインプレッサ、フォレスター、そしてXVにeボクサーの設定がある。

また、日本ではあまり知られていないが、XVの北米仕様であるクロストレックにプラグインハイブリッドを設定した。

同車は2018年10月に神戸で開催された電動車に関する国際会議/EVS31で日本初公開された。その現場で、現在BRZのPGMとなった井上氏からスバル初のプラグインハイブリッドシステムの詳細を聞いた。

このシステムは、あくまでも米カリフォルニアのZEV(ゼロエミッションヴィークル)規制への対応策であり、3代目のGR86とBRZが登場することには、トヨタと共同開発する新世代の水平対向型エンジンのプラグインハイブリッド機構が登場していることだろう。

小型スポーツカーとして重要な軽量化の観点からも、次世代プラグインハイブリッドは電装系部品の軽量コンパクト化は必然となろう。

また、その頃にはリチウムイオン二次電池では固体電池の量産化が進むなど、高性能な電動化技術がリーズナブルなコストで実現できるようになっているはずだ。

かなり気が早いとは思うが、まずは2代目GR86とBRZが段階的に改良が進み、そうした実績の蓄積から、3代目のプラグインハイブリッド化がスムーズに進むことを期待したい。

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