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2020-2021年に注目された輸入スポーツカー/スーパーカー。華も実もある進化&派生モデルが続々と登場

2020年のスポーツカー&スーパーカーカテゴリーは、フルモデルチェンジされたモデルの来日こそ少なかったものの、劇的な進化や魅力的な追加モデルが続々。話題性には事欠かない1年となった。(Motor Magazine2021年2月号より)

モデルチェンジの端境期だった1年
2020年に登場したスポーツカー/スーパーカーを振り返ってみると、フェラーリ ローマ、BMW 4シリーズ、マクラーレンGTの3台以外は、すでにデビューしているモデルの派生車種として追加されたか、既存モデルの熟成版が大半を占める。

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その意味では小粒な1年だったと言えなくもないが、これが新型コロナウイルスの影響だったと考えるのはいささか早計。確かに感染症の影響で開発や生産に微妙な遅れが生じたケースはあったようだが、通常5年も6年も前に決まっている開発、生産計画が大幅に見直されたという話は聞いたことがない。だから、たまたまモデルチェンジの端境期が重なっただけと考えた方がよさそうだ。

そこでまずは筆頭で取り上げたいのがフェラーリ ローマである。コンバーチブル仕様のポルトフィーノがすでに確固たる地位を築いている中、ローマをどんなキャラクターで仕上げるのかが注目されていたが、フェラーリのお家芸であるF1/モータースポーツはおくびにも出さず、ひたすらエレガント路線を追求してみせた。

「フェラーリのラグジュアリー感は欲しいけれど別にスポーツカーが欲しいわけではない」という潜在的なニーズは間違いなく存在していたと思われるので、ローマのエレガントなスタイリングや快適な乗り心地はそういった層に確実にアピールしたはず。しかも、本気で走ればフェラーリらしいパフォーマンスの高さも実感できるという念の入れよう。おかげで売れ行きは世界的に好調だと聞くが、それも当然の結果だろう。

ライバルというべきランボルギーニからは、ウラカンEVOの後輪駆動版が登場した。オリジナルのウラカンRWDはコントロール性重視のしなやかな足まわりが特徴だったが、EVOははっきりとパフォーマンス方向に振られて強靱なサスペンションを装備。スーパースポーツカーらしい硬派な走りごたえを手に入れた。

リニューアルモデルの進化ぶりが著しい
アウディはRSモデルのリニューアルを実施。TT RSにも小改良が施された。試乗したところ、軽量コンパクトTT RSはコントロール性が優れていて「振り回す楽しさ」が味わえることを再確認した。アウディは新型のRS6、RS7、RS Q8も発表したが、これまでメカニカルなスポーツサスペンションしか選べなかったが今後はエアサスペンションが標準装備となるので、RSモデルの多用途性と実用性はさらに磨きがかけられるだろう。

ポルシェは911のラインナップを強化したほか、718ケイマンと718ボクスターに水平対向6気筒エンジンを積んだモデルを続々と投入している。タイプ992用のターボエンジンをベースに、排気量を拡大して自然吸気に仕立て直した新エンジンは6気筒の回転フィールがバツグンに心地いいほか、NAならではの自然なレスポンスにはほとほと感心させられる。718系を買うなら6気筒モデルが断然お勧めだ。

BMW8シリーズにはハイパフォーマンなM8が加わった。その4.4L V8エンジンが625ps(M8コンペティションの場合)を絞り出すのもすごいが、M専用の4WDシステムであるM xDriveは「後輪駆動に近い」4WDスポーツモードに加え、完全にRWDとなる2WDモードまで用意。サーキットではMらしいスリリングな走りを実現する。

さらにBMWで注目したいのが改良型4シリーズクーペの来日。そのスポーティバージョンであるM440i xDriveに試乗したが、滑らかな乗り心地とスタビリティの高いハンドリングは従来のBMWの水準をはるかに超えるもの。本国ではフラッグシップのM4すでに発表されているので、こちらも楽しみだ。

メルセデスベンツEクラスもマイナーチェンジを実施。足まわりが全般的にスポーティ方向に振られたのは意外だった。E200にマイルドハイブリッドが装備されたこともニュースのひとつ。人気のMBUXも装備され、商品力はさらに高まったといえる。

英国勢の多彩で刺激的な進化にも魅了された
アストンマーティンは、ブランド史上最速のコンバーチブルと称賛されるDSBスーパーレッジェーラ ヴォランテを追加設定。しなやかさの中に力強さを秘めたスタイリングと、ワインディングロードを安心して楽しめる身のこなし、きわめて快適な高速クルージング性能に魅了された。ヴァンテージの7速MTモデルも、大胆不敵で興味深い存在だった。

ベントレーはコンチネンタルGTにV8を追加。W12とあわせて2タイプから選べるようになった。パワー感や威厳といった部分ではW12が上だが、軽快感やスポーティ性ではV8が優位。ギアボックスとのマッチングがいいのも、V8モデルの魅力である。

マクラーレンGTの登場も印象的だ。メカニズムの多くは他モデルと基本的に共通だが、エレガントなデザインと快適な乗り心地で人気を博している。

ルノー傘下のアルピーヌはA110の上級モデルとしてA110Sを追加。1.8Lターボエンジンは40ps上乗せされて292psを生み出すが、それ以上に注目されるのがサスペンションの強化。その恩恵はサーキット走行時のスタビリティとなって確実に享受できるものの、A110のあのしなやかさが失われたかと思うと残念。ただし、A110との価格差が100万円を切っていることもあり、現時点ではA110Sの方が人気という。

さて、コロナ禍に翻弄された2020年も間もなく幕を閉じる。2021年はどうなるのか?スポーツカーの世界でも電動化が着実に進む。2021年はそうしたモデルが次々と登場するが、中でも期待されるのはアウディeトロンGTとフェラーリSFストラダーレの2台である。eトロンGTはポルシェタイカンと共通のプラットフォームを用いるが、これをベースにアウディがどんなふうに味つけし直すかが楽しみ。

一方、フェラーリのカタログモデルとして史上最高のパフォーマンスを誇るSFは、ホンダNSXとよく似た3モーターハイブリッドシステムによりヨーコントロールを「電動化」。ドライビングダイナミクスをコンピューターが制御することになる。NSXとの味付けの違い、そして1000psのパフォーマンスを早く体験してみたい。いずれにせよ、2021年は平和な1年となることが望まれる。(文:大谷達也)

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