F1のCEOであるチェイス・キャリーは先日行なわれたインタビューで、レースの週末にドライバーに新型コロナウイルス陽性者が出た際、どんな対応をするのかと尋ねられ、次のように語った。
「もしドライバーが感染していた場合、リザーブドライバーを走らせることができる」
■レギュラードライバーに新型コロナ感染者が出てもレースは止めない! F1が明言
そうキャリーCEOは語った。
「それはドライバーが、食中毒やその他予期せぬ事態に見舞われた時と同じようなモノだ」
万が一の事態が起きた時のために、多くのチームがリザーブドライバーを抱えている。またいくつかのチームは、レースドライバーが出場できなかった場合は、姉妹チームのレースドライバーやリザーブドライバーを”レンタル”してくることもある。
またフェルナンド・アロンソやニコ・ヒュルケンベルグ、セルゲイ・シロトキンなど、最近までF1を戦っていたドライバーが、代役として起用される可能性もある。
一部のチームは、毎戦現場にリザーブドライバーを帯同させる。それ以外のチームは、フライアウェイ戦の場合には帯同させるものの、欧州内でのレースの場合はファクトリーのシミュレータや自宅でスタンバイさせ、登板が必要となった場合にのみ、急遽サーキットに駆けつけるようになっている。
ただ現状はより複雑だ。F1はシーズンを始めるにあたって、関係者に対して厳しい検査を義務付けることにしている。そのためリザーブドライバーも、新型コロナウイルスの感染テストで陰性であることが確認されていなければならないのだ。
さらに今年の場合は、通常の航空便に搭乗するためには厳しい制限があり、木曜日や金曜日に飛行機に乗るのは簡単なことではない。そのため、チームは各イベントに、最初からリザーブドライバーを帯同させることになるだろう。
ただこれにより、通常の年ならばレースの間にもファクトリーで並行して進められるシミュレータ作業に、何らかの影響を及ぼす可能性がある。
では、各チームにはどんな選択肢があるのだろうか?
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