両モデル「ハイスタイル」の特別装備と詳細は?
アウディはミッドサイズSUVのQ5とQ5スポーツバックに限定モデル「ハイスタイル」を発表し、全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売する。限定台数は500台で、内訳はQ5ハイスタイル/Q5スポーツバック・ハイスタイルがそれぞれ250台となる。
【画像】アウディQ5/Q5スポーツバック・ハイスタイルとQ5の詳細を見る。 全145枚
アウディQ5ハイスタイルいずれも人気の高い「プラス・パッケージ」/「ラグジュアリーパッケージ」/「ブラック・アウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ」の3つのパッケージオプションを標準採用。
エクステリアは5アームファルクスデザインの20インチアルミホイール/カーボンミラーハウジング/マトリクスO LEDリアライト/プライバシーガラスを装備。インテリアにはピアノブラックデコラティブパネルにグラナイトグレーステッチ入りのオカピブラウンを基調としたコーディネートにより、ラグジュアリーかつスポーティなイメージを演出したとアウディは語る。
アウディQ5スポーツバック・ハイスタイル「Sライン・プラスパッケージ」にプライバシーガラスを標準採用。特別装備として、アウディ・スポーツ製21インチアルミホイールの5 Vスポーク・オフセットデザイン・アンスラサイト・ブラックポリッシュトで足元を印象付ける。またレッドブレーキキャリパー/ダンピングコントロールサスペンション/マトリクスO LEDリアライトを装着。インテリアには、ローターグレーのダイヤモンドステッチパターンのファインナッパレザーを採用、アグレッシブなイメージと上質感をコーディネートした。
両モデルともに、各パッケージオプションに含まれる、前後シートヒーターと静粛性を高めるフロントサイドアコースティックガラスも装備している。
ベースとなったQ5をおさらい 気になる価格も。
今回の限定モデルのベースとなるのは、それぞれ「Q5 40TDIクワトロ・アドバンスト」と「Q5スポーツバック40TDIクワトロSライン」となる。双方ともに2L直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンTDIを搭載、高圧直噴装置の採用などにより、最高出力204ps/最大トルク40.79kg-mを発揮する。一方でエネルギー回生機能を高めるベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)が、スムーズな走り出しをサポートすることにより低燃費を実現する。
駆動系は、7速SトロニックトランスミッションとAWDクラッチ付クワトロを組み合わせる。このシステムは路面状況に応じて、4WD走行を必要としないときには、リアデファレンシャル内のデカップリングクラッチにより、プロペラシャフトとリアドライブシャフトを切り離すことで、前輪のみにトルクを配分し、さらに低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムである、シリンダーオンデマンド(cod)を採用することにより、コースティング(惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量を抑制するという。
今回発表の限定車メーカー希望小売価格(税込)は「アウディQ5ハイスタイル」が806万円/「アウディQ5スポーツバック・ハイスタイル」が880万円となる。
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