■ダイハツ「ミラトコット」に寄せられたコメントとは
2023年10月26日、ダイハツ千葉は軽自動車「ミラトコット」の生産が同年12月末に終了すると公式X(旧ツイッター)で発表。これについてSNSでは様々な反響が見られます。
今回の発表を自動車ユーザーは一体どのように受け止めたのでしょうか。
【画像】超カッコいい!「ミラトコット」の本気スポーツ仕様を画像で見る(57枚)
ミラトコットは2018年6月に発売された5ドア軽ハッチバック(軽セダン)で、ダイハツのラインナップにおいてはカジュアルかつベーシックなモデルとして展開されていました。
同車はメインユーザーとして想定した“若年女性”のニーズに応えるべく、ダイハツの女性社員で構成されたプロジェクトチームが企画・開発したという個性的なストーリーを持つクルマで、丸目二灯のヘッドライトやレトロで直線的なデザイン、そして柔らかな雰囲気のパステルカラーを採用したボディカラーやインテリアが特徴。
さらに、水平基調で見切りの良いスタイリングは運転時に車両感覚が掴みやすく、免許を取り立ての初心者から高齢層まで、本来ターゲットと定めていた女性のみならず幅広いユーザーから支持を受けていました。
今回、発売から約5年での生産終了が報じられたことについて、SNSでは驚きの声とともに、「ダイハツのデザイン力とセンスを感じた力作だったのに…」「街で見かけると、いいデザインだなぁと思っていました」「トコットの旧東欧共産国産ぽいスタイルが大好きです!」といった、同車のデザインを高く評価する声が非常に多く見られます。
またそれとともに「普遍的だから長く愛されるデザインなんだよなぁ」「こういうクルマは何年かすると人気が出るパターン」「暫くするとデザイン評価される部類のモデル」など、時間が経ってから価値が高騰すると予想する投稿もありました。
そのほか、「この金額で運転支援機能を搭載したクルマは貴重だよ」「新車130万円前後の軽自動車でナビ無しの全方位アラウンドモニター、シートヒーター、サイドエアバッグ、LEDライトなど装備しているのはかなりお買い得」と、機能の充実やコストパフォーマンスの高さに改めて感心する人も。
一方で、「最後まで3ペダルMTが設定されなかったのは残念です」「ターボMTをラインナップしてアルトワークスに対向して欲しかった!」「バリエーション展開で男性向けのホットハッチ版もあれば面白かったのに…」など、“走り”を意識したスポーティグレードを求める意見も少なくないことから、トコットのすっきりした外見が男性にも評価され、モアパワーが期待されていた様子も垣間見えます。
そのほか、「『エッセ』や『ミラココア』『ミラジーノ』とか、この手のダイハツのコンセプトは好きだから、新型が作られる事を期待しています」といった今後の新モデル登場に期待する熱いエールや、「指名買いでトコット買いました!生産終了は残念ですが大事に乗り続けます」という現トコットオーナーからの愛情こもったコメントも印象的でした。
※ ※ ※
ミラトコットの生産終了について、メーカーであるダイハツからは公式サイトなどでも言及される様子はありません(2023年11月1日現在)。しかしミラトコットの購入を検討しているのであれば、好みの仕様での購入が今からでも可能なのかなど、早めにダイハツディーラーにうかがい相談してみた方が良いかもしれません。
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みんなのコメント
むしろミライースをこの形にしてもいいぐらい。