2019シーズンを戦うマシンのカラーリングを、2月13日(水)に発表した新生レーシングポイント。合わせてタイトルスポンサーも発表され、スポーツペサ・レーシングポイントF1チームとしてF1を戦うことが明らかにされた。
2016年と2017年にコンストラクターズランキング4位になりながら、資金難により2018年は開幕戦の段階からアップグレードを遅らせざるを得なかったフォースインディア。ローレンス・ストロールが率いる投資家コンソーシアムが買収したことで、チームの状況は大きく変わった。
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テクニカルディレクターのアンディ・グリーンは、開幕戦オーストラリアGPから第5戦スペインGPまでのアップグレードを、すでに計画していると説明した。
「それは、以前の我々にはできなかったことだ」
「複雑なことはせず、まずは”バニラ”(普通)のマシンを用意しようとしている。我々はバルセロナで何を達成する必要があるかを考え、それを達成できるような能力を持つマシンにしようとしている。それには信頼性の向上とタイヤの理解が必要だ」
「我々はマシンを準備するために必要なことをした。しかしその裏では、開幕戦に向けての作業を続けた。可能な限りのパフォーマンスを見つけ、それをメルボルンに持ち込めるようにしていたんだ」
「我々は開幕戦と、おそらくその後の2、3レースでマシンのアップデートを行うことを計画している」
「それらは、第5戦のバルセロナでのさらなる大きな一歩のための、かなり重要な変化になるだろう」
「うまくいけば、我々がヨーロッパに行く頃までに、開発を進めていく上で適切なプラットフォームが得られるだろう」
グリーンが率いる技術チームは、最近の実績から、少ない予算で効率的にマシンの開発を進めることができると高い評価を受けている。
グリーンは、レーシングポイントが持つ豊富なリソースは、”開発哲学に本当の変化”をもたらすと語った。
「今年は、準備が整い次第、マシンに最新アップデートを導入する予定だ」
「アップデートを大きなパッケージにまとめるつもりはない。毎レース段階的な効果を得ることに集中する」
グリーンが、速いテンポで開発を行っていくことを予定しているのは、F1に新しい空力規則が導入されたことが一因だ。
前を走るマシンに近づきやすいように、フロントウイングやリヤウイング、ブレーキダクト、バージボードがシンプル化された。つまり各チームは、シーズンが進むにつれて、失われたダウンフォースをいかに取り戻すか……それに注力していくだろうということを意味する。アップデート投入の勢いが鈍れば、その分ライバルに対して遅れを取ってしまうのだ。
グリーン曰く、レーシングポイントは、それに対処するための余裕があると主張。さらにスポーツペサを含む新しいスポンサーなどにより、「前例のない投資」を受けていると説明する。
「我々ができることを人々に見せることができるというのは、本当に意味があるのだ」
そうグリーンは語る。
「今は、チームにとって”新たな章”などではない。今、”新しい本”を開いたのだ」
「今後数カ月にわたって、チームが発展・成長し、クルマの性能が劇的な速度で向上するのを、ご覧いただくことになるだろう」
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