今シーズン、F1フル参戦復帰を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ の活躍について、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は感銘を受けているという。
ヒュルケンベルグは今季、ミック・シューマッハーの後任としてハースに加入を果たした。ヒュルケンベルグは2020年と2022年には、レーシングポイントやアストンマーチンで欠場となったドライバーの代役としてグランプリ参戦を果たしたが、フル参戦はルノーに在籍していた2019年以来のことである。
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シュタイナー代表はヒュルケンベルグと契約するという決断を下す前、そのブランクによりフル参戦するという日々に完全に慣れるまで、時間がかかるのではないかと心配していたと明かす。しかしながら、その不安はすぐに解消されたようだ。
「かなり、かなり感銘を受けたよ。我々が彼を採用した理由はひとつだ。それは、彼がレーシングカーをドライブすることができるということを知っていたからだ。しかし、フルタイムドライバーとしての立場を3年も離れていたから、それに慣れるまでにどれくらい時間がかかるだろうかという疑問はあった」
そうシュタイナー代表は語った。
「でも、彼は最初から慣れていたようだ。時間はかからなかったよ。それは非常に良いことだ。実際非常に印象的だったが、彼もチームを助けようとしてくれる。それが、彼の経験に期待していたことだし、それは私が常に言ってきたことだ」
「彼は最初の11レース中、6回か7回Q3まで進出した。さらに9ポイントも獲得しており、レースでもかなり優秀だ」
「マシンは十分ではないから、改善する必要がある。ドライバーに問題があるとは思えない。チームはニコに非常に満足しているし、私個人としても満足している」
またシュタイナー代表は、ヒュルケンベルグはすぐにチームに溶け込み、最初から協力関係を築くことができたと説明する。そしてハースを強化するのは短期的なプロジェクトではなく、より難しい瞬間に対処すべく、自身が持っている経験を活かしてきたと語った。
「まず第一に、彼がチームに溶け込む速さには驚かされた。彼が人々を理解する様子は、驚くべきモノだったんだ」
そうシュタイナー代表は言う。
「しかし繰り返しになるが、我々は経験の話をしている。彼はこの仕事を、長いことやってきたんだ。それは、彼のレースへの取り組み方だ。彼は正しい形でレースに取り組み、正しい努力をしている。無理しているわけではない」
「彼は、自分が何をしなければならないかを正確に理解している。それは、経験によるものだ。彼は、チームを立て直すのが甘い仕事ではなく、時間がかかることを知っているんだ」
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