妥協なき上級グランドツアラー
アストン マーティンは、新型のオープントップ・スーパーツアラーとしてDB12ヴォランテを公開した。DB12のカブリオレ仕様で、クーペと同様に「妥協のない」ハンドリングとパフォーマンスを提供するという。
【画像】市販最強クラスのV8オープントップ・ツアラー【アストン マーティンDB12ヴォランテをクーペと写真で比較する】 全73枚
ルーフを切り落とすとねじれ剛性が低下し、走行性能の影響が及ぶため、ヴォランテのシャシーの補強には特別な注意が払われた。サスペンションマウントの剛性はフロントエンドで140%強化され、エンジンルームにはクロスブレースが追加された。
これらの改良により、DB12ヴォランテのねじれ剛性は先代のDB11よりも3.7%向上している。また、DB11の「Kフォールド」と呼ばれるソフトトップが新型にも受け継がれ、14秒でオープン、16秒でクローズすることができ、走行中の最高50km/hで開閉操作が可能。
ルーフ開閉機構とシャシーブレースの追加により、111kgという大幅な重量ペナルティが発生するが、それ以外はクーペと変わらない。最高出力680ps、最大トルク81.5kg-mのメルセデスAMG製4.0L V8ツインターボを搭載し、8速ATを介して後輪を駆動する。
重量増にもかかわらず、ヴォランテの直進加速性能はクーペにわずかに劣る程度で、0-100km/h加速は0.1秒遅く、3.7秒と謳われている。
最高速度は325km/hと同じ。アストン マーティンによれば、ルーフを下ろしたときに「視覚的な面白みを増す」ために、ドアカードと同じウッドのシートバックがオプションで用意されているという。その他、内装に変更はない。
DB12ヴォランテの生産は間もなく開始され、年内の納車が予定されている。
アストン マーティンの次のプロジェクトは、新型のヴァンテージを開発し、クリエイティブ・ディレクターのマレク・ライヒマン氏が6月にAUTOCARに語ったように「完全なフーリガン」にすることだ。
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みんなのコメント
DB9とか先代ヴァンテージくらいの大きさが淑やかで良かったのに。