北米日産は2月4日、来る10日に開幕するシカゴオートショーに、「370Z(日本名:フェアレディZ)ロードスター」をベースとするコンセプトカー「370Zki」を出品すると発表した。
370Zは、米国では「Zカー」の名で知られ、長年の伝統を持つ2ドアスペシャリティカー。クーペとロードスターの両モデルとも、引き締まったスタイリングときびきびした運動性能により米国で高い人気を誇っている。
今回概要が発表された370Zkiは、大胆にも、この伝統あるモデルのロードスターをベースに、前輪をスキーへ、後輪をクローラーへ履き替え、スノーモービル仕様としたコンセプトカー。Zkiは「スキー」と読み、Zカーとスキーをかけたネーミングとなっている。
そのエクステリアは、本来タイヤが収まるスペースに、巨大なソリのようなスキー板と無骨なキャタピラが収まるユニークなもの。実はスキーとキャタピラを履かせるために、すべてのドライブトレーンを一旦取り外し、3インチのリフトアップを行うとともに、排気系の取り回しも見直すなど多岐にわたるモディファイが施されており、実際に雪上走行が可能。メーカーの本気ぶりは何ともほほえましい限りだ。
ロードカーがそのまま雪上を走るインパクトを狙ってか、エクステリアはそれほど手を入れられてはいないが、雪山のパターンがプリントされたオレンジのボディラッピングと、ゴーグルをイメージしてイエローに変更されたヘッドライトが目を引く。
もちろん、332馬力を発揮するV6エンジンはベース車そのままだから、幌を下ろして雪山の冷気をダイレクトに感じながら、タイヤならぬクローラーを鳴らしてバックカントリーやゲレンデのコーナーを駆け抜けることもできるだろう。
北米日産では、シカゴオートショーにSUV「ローグ」やピックアップ「TITAN」といったウインタードライブに適したフルラインナップを出展する予定。370Zkiのほかにも、雪山へ頻繁に足を運ぶ米国の日産ファンは目が離せないショーになりそうだ。
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