2024年シーズンのF1シートで唯一未確定となっているウイリアムズの1席。今季そこにはルーキーのローガン・サージェントが収まっていたが、彼がチームに残留するか否かは今後数週間で判断されるようだ。
今季、開幕から苦しいシーズンを送りながらも1年を通して成長を見せ、アメリカGPは初入賞も記録したサージェント。ただ、ミスをした結果クラッシュに繋がるようなケースも何度か見られた。
■岩佐歩夢F1初走行で96周を走破。しかしセッション終盤には赤旗の原因に。角田裕毅も走行。トップタイムはオコン|F1アブダビポストシーズンテスト
一方でウイリアムズは、サージェントには実力を証明する時間が必要だと一貫して主張しており、シーズン終了まで彼に実力を示すための時間を与えるとしていた。そしてシーズン終盤戦にサージェントは、ラスベガスGPで自己最高の7番グリッドを獲得するなど速さを見せた。これはウイリアムズを納得させる材料のひとつなったようだ。
ただ、ウイリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、サージェントについての最終的な評価を下すため、今シーズン全体の分析を行ないたいという考えだ。
サージェントの去就について、いつ決断を下すのかと尋ねられたボウルズはこう答えた。
「近いうちにだ。今から数週間以内になるだろう。基本的にはシーズンが終了するのを待って、あらゆる選択肢を見極めたかった」
「私は初めから非常に明確な人間だ。このチームにとって、そしてローガンの将来にとっても正しい決断を下すために、ひとつのレースではなくシーズンを通して評価したいんだ 」
ボウルズ曰く、ウイリアムズにはその他の選択肢もあったものの、その候補は多くはなかったという。そういったこともあり、サージェントの状況を再確認することに重点を置いたのだ。
「フルシーズンのデータをもう一度チェックし、その進捗やミス、外れ値となるもの、成長した部分などを見て、我々が正しい道を歩んでいることを確認したいのだ」とボウルズは言う。
またサージェント本人はアブダビGPの週末で、来季の契約に向けて心配している時間はないとした一方で、物事が正しい方向に進んでいるように感じると語っていた。
「ドライビングの観点からは、ここ何戦かはすべてが良くなってきていると感じている」
サージェントはそう語る。
「僕は自分の仕事をできる限りやろうとしているんだ。最近の調子を考えると、特に問題はないと思っている」
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