ビー・エム・ダブリュー(BMWモトラッド)は10月18日、二輪車BMW『R18』の駆動装置(リバース制御ユニット)ついて製造指示が不十分なため、最悪の場合、火災になるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2022年10月1日~24年7月8日に製作されたR18の2形式・5車種の計1737台。
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リバース制御ユニットにおいて、製造指示が不十分なため、組立工程時のシーリング不良により、ユニット内に水分が侵入し内部の電気コンタクトが腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、ユニット内で過熱され電子回路が熱損傷し機能不良になり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
全車両、当面の措置として、当該ユニットの機能を停止する。なお、対策が決定しだい恒久対策を実施する。
不具合の発生、この不具合を原因とする事故とも報告されていない。
R18は、「BMWモトラッドが築き上げてきたヒストリーとアイコン的なメカニズムを現代に表現した」とBMW自身がいうクルーザーモデルだ。BMWモトラッド史上最大の排気量=1801ccのボクサーエンジンを搭載する。
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