現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 王道じゃないのに「らしさ」は全開! アウトドアからサーキットまでこなせそうなハズしのSTIコンプリートカー3選

ここから本文です

王道じゃないのに「らしさ」は全開! アウトドアからサーキットまでこなせそうなハズしのSTIコンプリートカー3選

掲載 9
王道じゃないのに「らしさ」は全開! アウトドアからサーキットまでこなせそうなハズしのSTIコンプリートカー3選

アクティブライフ層をも虜にする外しのSTIコンプリートカーとは

 STIのコンプリートカーといえば、やはりWRX系やレガシィをベースにしたSシリーズやtSシリーズの人気が高く、標準仕様に対して走りのポテンシャルが高いスペシャルな存在として、スバルファンを虜にしている。しかし、SUVや7シーターモデルをベースにした意外性のあるモデルもラインアップされており、走りだけじゃなく、キャンプやアウトドアでの使い勝手の高さなどを理由に、隠れた人気モデルとなっている。今回はそんな一風変わったSTI謹製のコンプリートカーを紹介しよう。

限定コンプリートカーをイジるなんてもったいない!? 究極のメーカー謹製チューニングカーの論争に決着

燃費・走り・ルックスの三拍子揃ったSTIの激レアコンプリートカー

「XVハイブリッドtS/2016年7月28日~2017年1月22日期間限定/2016年発売」

 GP型XVハイブリッドをベースに、内外装と足まわりを中心にSTIがチューニングしたコンプリートカーのXVハイブリッドtS。エクステリアにはXVハイブリッドの専用色とは異なるオレンジを差し色に使い、コンパクトなクロスオーバーモデルに相応しい、XVらしいポップなイメージを全面に押し出している。もちろん、走りだけではなくさまざまなシーンでの愉しさを追求したモデルであり、STIらしさを感じ取れる走りの良さも一級品。乗り味はもちろんハイブリッドモデルゆえの静粛性も兼ね備えている。

足元にはブレンボとBBS鍛造ホイールを奢るオンロード自慢のハイパーSUV!

「フォレスターtS/限定300台/2014年発売」

 4代目フォレスターXT(2Lターボ)をベースに、XVハイブリッドtSと同じSUVカテゴリーでありながらオンロードでの走行性能を重視した快足を持ち合わせているのがフォレスターtSだ。3代目フォレスター(SH型/限定300台/2010年発売)にもtSが設定されたが、4代目フォレスターでは運転支援システムのアイサイトver.2が装備されたことがトピック。

 こちらはXVハイブリッドtSとは対照的に、エクステリアの変更点は控えめながらブレンボ製ブレーキシステムやBBS製鍛造アルミホイールなど、走りに直結するアイテムが多数おごられ、足まわりのみならずECU(エンジン・コントロール・ユニット)やTCU(トランスミッション・コントロール・ユニット)にもチューニングが施され、走りに徹したモデルだ。見た目こそフォレスターだが、その走りはベースモデル以上に磨き上げられ、侮れないパフォーマンスを持ち合わせていた。

多人数乗車でも走る愉しさが堪能できるシャコタンスポーツミニバン

「エクシーガtS/限定300台/2012年発売」

 3列シート仕様(2+3+3)の7シーターモデルのエクシーガにもSTI製コンプリートカーが設定されていた。多人数乗車モデルでも妥協のないSTIらしい洗練された走りが魅力のエクシーガtSは、エクステリアではホイールやブレンボ製ブレーキに加え、ひっそり添えられるtSのエンブレムなど、主張は控えめだがひとたびワインディングを走らせれば、そのポテンシャルの高さに驚かされる。

 STIならではのフレキシブル系アイテムはもちろん、ベースモデルの2.0GTに搭載されるEJ20型ターボエンジンとの相性も抜群。3列シートモデルでも走りを楽しめるだけでなく、STIが手掛ける乗り味はむしろ静粛性や質感の高い乗り心地で、マイルドな乗り味が逆にクルマ酔いを誘発してしまうお子さんを持つ家庭にも積極的に薦めたいモデルだ。

 モータースポーツ直系のSTIの技術力を惜しみなく投入したモデルが、tSをはじめとしたSTI製コンプリートカーの最大の魅力。だが、Sシリーズなどのどストライクのコンプリートカーよりも、アウトドアでも使えるクロスオーバーモデルやSUV、多人数乗車できるミニバン(ステーションワゴン)にもコンプリートカーを用意するあたりに、ファンとの信頼関係が成り立っているとも言える。

こんな記事も読まれています

驚速D’station Vantage GT3、初ポールの秘訣はタイヤ、新型の能力、チームの対応力にあり
驚速D’station Vantage GT3、初ポールの秘訣はタイヤ、新型の能力、チームの対応力にあり
AUTOSPORT web
バニャイア、母国で今季スプリント初勝利。マルティンが転倒で、M.マルケスが3連続2位/第7戦イタリアGP
バニャイア、母国で今季スプリント初勝利。マルティンが転倒で、M.マルケスが3連続2位/第7戦イタリアGP
AUTOSPORT web
キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #13 【ルノー カングー】
キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #13 【ルノー カングー】
グーネット
「悔しい」予選2番手のスバルBRZ。重要な決勝に向けてのセット変更と井口&山内のドライビング
「悔しい」予選2番手のスバルBRZ。重要な決勝に向けてのセット変更と井口&山内のドライビング
AUTOSPORT web
「手応えあり」のSHADE RACINGと「全然わからない」Studie。雨予報の鈴鹿でミシュランの逆襲はあるか
「手応えあり」のSHADE RACINGと「全然わからない」Studie。雨予報の鈴鹿でミシュランの逆襲はあるか
AUTOSPORT web
キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #12 【フォード エコノライン】
キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #12 【フォード エコノライン】
グーネット
商用バン&ワゴン宿命の対決 ぶっちゃけハイエースと日産NV350キャラバンどっちがいいの?
商用バン&ワゴン宿命の対決 ぶっちゃけハイエースと日産NV350キャラバンどっちがいいの?
ベストカーWeb
あなたの知らない英国車「ブリストル406」とは? BMW製6気筒と兄弟といわれる直6エンジンで気持ちよく走るコツをお教えします【旧車ソムリエ】
あなたの知らない英国車「ブリストル406」とは? BMW製6気筒と兄弟といわれる直6エンジンで気持ちよく走るコツをお教えします【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
ペドロ・アコスタ、2025年よりレッドブルKTMファクトリー・レーシングに昇格が決定/MotoGP
ペドロ・アコスタ、2025年よりレッドブルKTMファクトリー・レーシングに昇格が決定/MotoGP
AUTOSPORT web
藤井誠暢「タイヤがすべて」 ファグ「イギリス人だから雨は得意だよ(笑)」【第3戦GT300予選会見】
藤井誠暢「タイヤがすべて」 ファグ「イギリス人だから雨は得意だよ(笑)」【第3戦GT300予選会見】
AUTOSPORT web
初ポール獲得のアレジ「本当に最高。好物をいっぺんに食べているよう!」【第3戦GT500予選会見】
初ポール獲得のアレジ「本当に最高。好物をいっぺんに食べているよう!」【第3戦GT500予選会見】
AUTOSPORT web
D’station Vantageがチーム初ポール。ダンロップの1-2に最重量muta GR86が続く【第3戦GT300予選レポート】
D’station Vantageがチーム初ポール。ダンロップの1-2に最重量muta GR86が続く【第3戦GT300予選レポート】
AUTOSPORT web
W12との別れは「初体験」との出会い ベントレー・コンチネンタルGT スピード プラグインHVの試作車へ試乗
W12との別れは「初体験」との出会い ベントレー・コンチネンタルGT スピード プラグインHVの試作車へ試乗
AUTOCAR JAPAN
「ミラノデザインウィーク」に登場したクルマたちを一挙公開! 一番人気の会場はズバリ「ポルシェ」でした【ユーコ伊太利通信】
「ミラノデザインウィーク」に登場したクルマたちを一挙公開! 一番人気の会場はズバリ「ポルシェ」でした【ユーコ伊太利通信】
Auto Messe Web
スーパーGT鈴鹿でワンツーのトヨタ・スープラから感じられる“キャラ変”「セクター1、2であの速さというのは、今までなかったこと」
スーパーGT鈴鹿でワンツーのトヨタ・スープラから感じられる“キャラ変”「セクター1、2であの速さというのは、今までなかったこと」
motorsport.com 日本版
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 公式予選
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 公式予選
AUTOSPORT web
笹原&アレジ組が初ポール。3メーカー混戦、スピン&トラブル多発の鈴鹿を制す【第3戦GT500予選レポート】
笹原&アレジ組が初ポール。3メーカー混戦、スピン&トラブル多発の鈴鹿を制す【第3戦GT500予選レポート】
AUTOSPORT web
絶好調バニャイヤが決勝レースも勝利! バスティアニーニとドゥカティ母国ワンツー|MotoGPイタリア決勝
絶好調バニャイヤが決勝レースも勝利! バスティアニーニとドゥカティ母国ワンツー|MotoGPイタリア決勝
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

9件
  • 2+3+3=8だ。7シーター笑笑
    3列目は2人。

    エクシーガGTに乗っていましたがよく走る良い車でした。
    エアコンが壊れなければまだ現役だったかも?
  • 昔のスバルは、よかつた。特に70年から90年まで、他社にない気質を感じた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村