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SUBARU AWD車誕生50周年を記念するレヴォーグの特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」が登場

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SUBARU AWD車誕生50周年を記念するレヴォーグの特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯」が登場

 SUBARUおよびモータースポーツ統括会社のスバルテクニカインターナショナル(STI)は2023年1月13日、定番パフォーマンスワゴンのレヴォーグの特別仕様車「レヴォーグSTI Sport♯(シャープ)」を発表し、合わせて実車を東京オートサロン2023で披露した。車両価格は576万4000円の設定で、販売台数は500台限定。本年1月26日~5月12日の期間中に全国のSUBARU販売店で注文を受け付け、限定台数に達した時点で受注を終了する予定だ。

 今回の特別仕様車は、SUBARUのAWD(4WD)車誕生50周年を記念したアニバーサリーモデルに位置する。時は1971年3月。SUBARUの旧称である富士重工業に、ディーラーの宮城スバルから「これを量産できないか」といって、ff-1ベースの4WD車が持ち込まれる。FRの日産ブルーバードのデフおよびドライブシャフトを使ったこの改造車は、宮城スバルの大口顧客の東北電力から依頼を受け、共同で開発していった製品だった。富士重工業の社内では4WD車の量産に反対意見もあったが、市場調査である程度の需要が見込めることがわかり、本格的な開発にGoサインが出る。そして1971年10月開催の東京モーターショーで、ff-1・1300Gエステートバン4WDを披露。このときに20台あまりが製作され、東北電力などに限定販売された。そして、この10カ月後の1972年8月、本格量産車のレオーネ4WDエステートバンが市場に放たれたのである。

SUBARUのAWD車誕生50周年を祝う特別仕様車「XT-EDITION」が登場

 特別仕様車のレヴォーグSTI Sport♯は、通常モデルのレヴォーグSTI Sport R EXをベースに、STIパフォーマンスパーツをはじめとする特別装備を採用するとともに専用チューニングを施して、操縦安定性のさらなる向上とより上質な乗り味を実現したことが特徴である。

 まずエクステリアでは、ダークグレーシリカ塗装のフロントグリル(漆黒メッキ加飾付)やブラック塗装のフロントバンパースカート、ブラックベゼルのフルLEDハイ&ロービームランプ、クリスタルブラックシリカ塗装のドアミラーカバー、エッジ部をラスターブラック塗装で仕上げた前後STIエンブレム、ラスターブラック塗装のLEVORGリアオーナメントおよびSYMMETRICAL AWDリアオーナメントを特別装備。ボディカラーは特別設定色のオフショアブルーメタリックのほか、セラミックホワイト、クリスタルブラックシリカ、WRブルーパールという計4色をラインアップした。

 インテリアに関しては、ブラックのウルトラスエード+合成皮革(シルバーステッチ)表皮のRECAROフロントシート(STIロゴ入り)&リアシートや運転席&助手席8ウェイパワーシート(前後スライド/前チルト/リフター/リクライニング)、スエード調+シルバーステッチのインパネミッドトリム&ドアトリム、ダークキャストメタリックおよびブラック表皮巻+シルバーステッチのセンタートレイ加飾、ブラック表皮巻+シルバーステッチのフロアコンソールリッドとドアアームレスト、ブラックのルーフトリム&ピラーを特別装備。さらに、プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルトとリア左右3点式ELRシートベルトをシルバーで仕上げた。

 機構面のバージョンアップも見逃せない。シューズにはスーパーブラックハイラスター塗装STI製BBS 8J×19鍛造アルミホイール+225/40R19ハイパフォーマンスタイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ5)を装着。また、STI Sport♯ロゴ付STI製フレキシブルドロータワーバーフロントやSTIロゴ付STI製フレキシブルドロースティフナーフロント/リアを組み込む。さらに、スバルパフォーマンストランスミッションオイルクーラー&専用トランスミッションコントロールユニットを標準装備。スペアタイヤパン・リアカーゴスペースに専用制振材を配して走りの質感を高めたことも、レヴォーグSTI Sport♯のトピックだ。

 パワートレインは基本的にベース車と共通で、FA24型2387cc水平対向4気筒DOHC16V・デュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力275ps/5600rpm、最大トルク38.2kg・m/2000~4800rpm)+8速マニュアルモード付スバルパフォーマンストランスミッション(電子制御CVT)+VTD-AWD[不等&可変トルク配分電子制御AWD]を搭載している。

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