昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は、昭和47年発売の日産 ローレルHT 2000SGXだ。
〝族″にウケた大柄なボディスタイル
日産 ローレルHT 2000SGX:昭和47年(1972年)4月発売
ローレルが初めてフルモデルチェンジを敢行したのは、昭和47年(1972年)の4月だった。初代モデルと同じようにバンをもたない、純粋なハイオーナーカーとして設計され、ボディサイズや車格もセドリック並みにグレードアップされた。
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スタイリングはシャープなウエッジシェイプを特徴としているが、サイドビューに上品なアクセントラインを添え、洗練された大人の雰囲気をアピールした。
ボディタイプはフォーマルな4ドアセダンと、高級なパーソナルムードを演出する2ドアハード(HT)が設定され、後者のリアビューは凹面構成の凝ったラインだった。
パワーユニットは直4のG18型(1.8L)とG20型(2L)、そして直6のL20型(2L)が用意されていた。トップモデルのSGXに搭載されたのがツインキャブのL20型で、最高出力は125ps/6000rpm、最大トルクは17.0kgm/4400rpm(プレミアム仕様は130ps/17.5kgm)のパワースペックを誇っていた。
そして2Lに遅れること1年半、1973年10月に登場した2600のエンジンは、L26型の直6 SOHCにシングルキャブで140psを発揮した。グレードはセダン/HTともSGLの1グレードのみで、4速フロア/5速フロアのマニュアルと、3速フロアATが用意された。価格は4速MTで120万円だった。
ローレルSGXのエンジンは、フェアレディZやスカイラインGT-Xと基本的に同じものだが、SGXはホットな走りを狙ったモデルではない。
反面、優雅に走るためのポテンシャルは高く、先代譲りのストラット/セミトレーリングアーム式の4輪独立サスペンション(HTのみ)も熟成されていた。
一時代を築いたローレルの基礎となったのが、この2代目のC130型で、中でもSGXはゴージャスな装備と高性能をハイレベルで両立させた小粋なクルマだった。
ローレルHT 2000SGX 主要諸元
●全長×全幅×全高:4500×1680×1405mm
●ホイールベース:2670mm
●重量:1205kg
●エンジン型式・種類:L20型・直6 SOHC
●排気量:1998cc
●最高出力:130ps/6000rpm(125/6000)
●最大トルク:17.5kgm/4400rpm(17.0/4400)
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:6.45S-14-4PR
●価格:103万円
※カッコ内はレギュラー仕様
[ アルバム : ローレルHT2000SGX はオリジナルサイトでご覧ください ]
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