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信州活性プロジェクト Team長野がスキー場で体制発表。2022年は鈴鹿8耐を中心に活動、全日本ロードはスポット参戦に

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信州活性プロジェクト Team長野がスキー場で体制発表。2022年は鈴鹿8耐を中心に活動、全日本ロードはスポット参戦に

 2月27日、信州活性プロジェクト Team長野は、2022年シーズンの体制発表を長野県茅野市の車山高原SKYPARKスキー場で開催した。車山高原は、夏場はビーナスラインの拠点としてバイク乗りに人気のあるスポットで、2021年8月にはスキー場内にライダーの安全を願い“単車神社”というオートバイ神社が建立された場所だ。

 信州活性プロジェクト Team長野は、地域活性化を目的とした有志団体だ。鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦を中心に活動を行っており、全日本ロードレース選手権にも参戦したが、直近2年間の鈴鹿8耐は開催が中止された。

2022鈴鹿8耐の出場権行使チーム発表。シード権、トライアウトで決定の40チーム中5チームが辞退

 2022年も鈴鹿8耐を中心に活動を行い、全日本ロードにスポット参戦を予定している。鈴鹿8耐においては、昨年トライアウトで獲得した出場権が2022年も有効となるため、それを行使。東村、櫻山に岡村光矩が加わり、3名で世界の舞台で戦うという。

 マシンは引き続きBMW S1000RRを使用するが、タイヤはピレリからブリヂストンに変更、バッテリーは長野県のGSユアサ安曇野から供給を受けることになるという。

 チームに加入して2年目の東村は、1991年に鈴鹿8耐に初参戦すると、1998年からは全日本ロードSUPER BIKE(現JSB1000)クラスに参戦し2013年まで戦った。その後は鈴鹿8耐に参戦しており、2016年はRS-ITOHで岡村とともにSSTクラス優勝、昨年はチーム長野からJSB1000クラスに復活したベテランライダーだ。

 櫻山は、スポーティングディレクター兼ライダーを務めている。2000年からレース活動を開始し、地方選手権のST600クラスに参戦。その後は全日本ロードでも活躍し、鈴鹿8耐にも参戦していた。

 岡村は九州選手権で2008年にST600クラスデビューを果たし、全日本ロードST600クラスや、アジアロードレース選手権SS600にも参戦。2017年から2年間は全日本ロードJSB1000クラスで戦った経歴も持つ。2021年は信州活性プロジェクト Team長野から8耐トライアウトFinalステージに出場し、3位表彰台を獲得する活躍を見せた。

 また、上記の活動に加えて、若手育成を目的に鈴鹿サンデーロードレースに参戦する。ライダーに小林玄太を引き続き起用し、スタッフには地元の学生を採用。ナショナルST600クラスでヤマハYZF-R6を走らせる。

 体制発表後には、スキー競技経験のある櫻山とスキーインストラクターである東村がフル装備でゲレンデを滑走するパフォーマンスを見せ、スキーヤーとスノーボーダーを沸かせた。

 そして、レース活動のほかに、ライディングレッスンや地元警察と協力した交通安全啓発活動、様々なイベントなどを行い、より身近なレースチームを目指している。3月4~6日には上田市立サントミューゼ市民アトリエ・ギャラリーでTeam長野写真展を開催する。

 さらに、長野県産の材料を使用したグッズの制作や販売も計画しており、お米の販売も在庫がある限り販売を継続。個人スポンサー(第4ライダー)を4月から募集するという。

レースエントリー名:信州活性プロジェクト Team長野
使用マシン:BMW S1000RR
代表:吉井勝行
監督:武居えみ
テクニカルディレクター:佐藤隆一
ライダー:東村伊佐三
ライダー:櫻山茂昇
ライダー:岡村光矩
若手育成ライダー:小林玄太

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みんなのコメント

1件
  • 環境が話題になる時代に
    地域の名前をあげ
    活動行う分野では無い
    違う競技であれば良いですが、、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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