■迫力のあるマスクを手に入れたコペン、GRブランドの一角を担う
2019年1月に開催された東京オートサロンのトヨタブースにて、ダイハツとのコラボレーションカスタムカー「COPEN GR SPORT CONCEPT」がお披露目されました。その際は、2019年中の販売を目指すとしていましたが、同年9月中にはダイハツの販売店とトヨタが展開するGRガレージにて、予約受注を開始し、同年10月15日に発売するといいます。
登場間近? トヨタとダイハツがコラボした「コペンGR SPORT」 の詳細を画像で見る(14枚)
トヨタとダイハツのコラボレーションによって誕生した「コペン GR SPORT」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
コペンは「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」を、新骨格構造「D-Frame」、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により実現した軽オープンスポーツカーで、2014年6月に発売した「コペン ローブ」に加え、「コペン エクスプレイ」、「コペン セロ」を発売しています。
このコペンGR SPORTは、TOYOTA GAZOO Racingと連携してダイハツが開発を進めていたコンセプトカーとして、2019年に開催されているさまざまなイベントでお披露目されています。
コペンGR SPORTについて、友山茂樹GAZOO Racing Company Presidentは、次のように述べています。
「GRブランドに興味を持つユーザーをターゲットにダイハツと協業で生まれたGRシリーズ初めてのケースモデルで現在市販化を目指して開発を進めています。登場以来愛され続けてきたコペンというブランドにGRという味付けが加わることで、また新たなクルマ好きに答えることができればと思っています」
また、開発にあたっては、これまでユーザーから意見が出ていた走行性能への要望をトヨタとの人材交流などを通じてTOYOTA GAZOO Racingの知見を開発に生かし、ボディの剛性強化や足回りのチューニングを中心に、思い通りに操ることができる気持ちの良い走りを目指して開発を進めていました。
GAZOO Racing Companyの戦略グループ主幹・岸宏光氏は、オートサロン時にトヨタとダイハツの協業について、次のように説明していました。
「今回のコペンGRは、2017年の夏頃から話がスタートしました。お互いの協業というなかで、何か新しいことをやる上で盛り上げた感じです。予定している販売時期については、出来るだけ早くユーザーの元へお届けしたい。
今回の車両にBBSやRECARO、MOMOなどが付いている理由は、この各パーツが非常に人気のあるアフターパーツだということと、細かな部分を専用開発するとコストや時間がかかることから採用しています。
なぜ、コペンかというと、豊田社長はGAZOOの立ち上げ当初からオープンスポーツをやりたいと話しており、過去にもMR-Sベースで作ったり、86をオープンにしていました。
オープンに関しては色々トライしましたが、コストや開発の部分で厳しく、販売してもお客様が買える値段にならないなど課題がありました。そこで、ダイハツさんのコペンがオープンでスポーツカーなので、開発するにはいいのではないかとなったのです。中身に関しては、エンジンなどは手を入れていません。足回りはGRアクアなどと同等のものを入れています」
※ ※ ※
GRガレージでの予約受注は現時点で、一部の店舗に限られるといい、首都圏のGRガレージでは「まだ一切に情報がきていません。インターネットで詳細な情報が出ているということは近々の販売は間違いないかと思われます」といいます。
また、ダイハツの販売店スタッフは、コペン GR SPORTについて、次のように話します。
「販売店には、予約受注の話は来ていませんが、2019年10月15日に発売予定という情報は来ております。恐らく、9月末頃には予約を開始するのではないかと思っています」
インターネット上では、コペン GR SPORTの価格として、CVT仕様(238万円)、5速MT仕様(243万5000円)という詳細な情報が出ています。この価格が決定かどうかは、定かではありませんが、近々の登場は間違いなさそうです。
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