新型BMW3シリーズの発表会の席上、「1.78」という数字がクローズアップされた。この数字、ホイールベースをトレッドで割った数字なのだが、新型BMW3シリーズが1.78なら、ほかのライバルがどのくらいの数値なのか気になるところ。どうだろうか?
このホイールベース/トレッド比という数字、最近目にしたことがある。そう、新型スープラでも同様の数値がプレスリリースに載っていた。
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スープラの場合は、「スポーツカーの黄金比」ということで、1.55が出てきた。ポルシェ911が1.54だから、この数字、なんとなく説得力がある。
では、スポーツセダンだと、この数字が「1.78」になるのだろうか?
では、数字を並べてみよう。
まず、新型BMW3シリーズから
新型BMW(G20型)320i Standardホイールベース/トレッド比:1.78
ホイールベース2850mm/トレッド(R)1605mm
である。
どうやら、BMWの1.78はリヤトレッドの数字を基準にしている。ということで、主駆動輪のトレッドを元に計算してみよう。
新型(G20)が1.78なら、先代(F30型)は、いくつなのだろうか?
先代BMW(F30型)320i スポーツホイールベース/トレッド比:1.79
ホイールベース2810mm/トレッド(R)1570mm
である。なーんだ、数値はほとんど変わっていない。つまり、先代もBMW的には理想的なホイールベース/トレッド比ということだろう。
先代から新型でホイールベースは40mm延び、フロントトレッドは43mm、リヤトレッドは21mm拡大したが、BMWが考えるスポーツセダンのホイールベース/トレッド比は、このあたりが基準になるのだろうか?
と考えて、BMW5シリーズを見てみた。
BMW5シリーズ523i ホイールベース/トレッド比:1.83
ホイールベース2975mm/トレッド1630mm(R)
である。
次は、最大のライバルであるメルセデス・ベンツCクラスだ。
メルセデス・ベンツC200アバンギャルド ホイールベース/トレッド比:1.83
ホイールベース2840mm/トレッド1550mm(R)
もう1台のライバル、アウディA4はどうだろう?
アウディA42.0TFSTスポーツ ホイールベース/トレッド比:1.81
ホイールベース2825mm/1565mm(F)
である。こうしてみると、確かにBMW3シリーズはホイールベース/トレッド比が小さい(つまりホイールベースに対してトレッドが広い)。
トヨタ・クラウンRSアドバンス ホイールベース/トレッド比:1.88
ホイールベース2920mm/トレッド1550mm(R)
日産スカイライン 200GT-t ホイールベース/トレッド比:1.82
ホイールベース2850mm/トレッド1565mm(R)
こうしてみると、4ドアのスポーツセダンのホイールベース/トレッド比は確かに1.8台である。新型3シリーズの1.78がひとつの指標になると考えていいだろう。
では、これより数値が小さくスポーツセダンはなにがあるだろうか?
スポーツセダンとは少し違うが、参考のために日産GT-Rを挙げておこう。
日産GT-Rピュアエディション ホイールベース/トレッド比:1.74
ホイールベース2780/トレッド1600mm(R)
さて、新型BMW3シリーズよりホイールベース/トレッド比が小さいスポーツセダンは・・・
アルファロメオ・ジュリア ヴェローチェ ホイールベース/トレッド比:1.74
ホイールベース2820mm/トレッド1625mm(R)
と、なんとアルファロメオが1.74という数値を持っていた。
国産勢では・・・・
スバルWRX STI ホイールベース/トレッド比:1.72
ホイールベー2650mm/トレッド1540mm(R)
そして、
マツダ3セダン ホイールベース/トレッド比:1.73
ホイールベース:2725mm トレッド1570mm(F)
である。
新型3シリーズは1.78で新型マツダ3セダンが1.73。スポーツセダンの理想のホイールベース/トレッド比は、1.7台ということなのだろうか?
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