■新型ゴルフの日本での展開は まずは3グレードから
欧州ではすでに2019年12月に発売されていたVW新型「ゴルフ」。第8世代となった新型ゴルフはもう間もなく、おそらくGW明けの6月にも日本で発表される予定だ。
【画像】まもなく日本上陸! VW新型「ゴルフ」を画像で見る(35枚)
すでに2021年2月に、日本でも新型ゴルフの先行予約を開始している。予約注文は好調で、開始から1か月で1000台の予約を受けているという。
まずは注目が集まる新型ゴルフの概要を見ていこう。
最初に日本で登場するのは、1リッター直列3気筒ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する「eTSI Active」、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する「eTSI Style」「eTSI R-Line」の3グレードになる。ボディカラーは新色のライムイエローメタリックを含む全8色が用意される。
新型ゴルフのボディサイズは全長4284mm×全幅1789mm×全高1491mm、ホイールベースは2619mm(欧州値)。現行モデルの第7世代と、ほとんど変わらないサイズだ。
新型ゴルフはデジタル化、電動化、そして運転支援システムにおいて大幅な進化を遂げている。
デジタル化については、最新のデジタル技術を投入。10.25インチの液晶ディスプレイを採用したデジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」を全車標準装備し、その横にインフォテイメントシステムを配置することで視認性を高め、スッキリとしたコックピットを実現している。
電動化についてはVW初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを採用し、モーターアシストによってスムーズな発進加速を実現する。
運転支援システムについては、ドライバーが運転中に意識を失うなど万が一の事態が発生しても、安全に車両を停止させる緊急時停車支援システム「Emergency Assist」などVW初の最新技術が採用され、安全性をさらに高めている。
※ ※ ※
VWゴルフは1974年に初代が発売されて以来、45年以上にわたって全世界で3500万台以上が生産されているベストセラーカーだ。日本においても1975年の発売開始以来、シリーズ累計でおよそ90万台以上が輸入・販売されている。
2013年に導入された現行の第7世代ゴルフは、輸入ブランドとして初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、日本を代表する輸入車のひとつだ。
■2021年のVWのトピックは新型ゴルフ登場だけではない
日本におけるVWは、このところかなりの苦戦を強いられている。
日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した輸入車新規登録台数を見ると、2020年度(2020年4月から2021年3月)には外国メーカー車全体の新規登録台数は25万5518台と、前年度に比べて12.5%のマイナスだったが、VWだけに絞って見てみると3万2214台と、前年度の4万4231台に対して29.3%ものマイナスとなった。
じつは、2019年11月に日本上陸したコンパクトSUV「T-Cross(Tクロス)」が、外国メーカー車モデル別ランキングで3位の8641台、2020年7月に登場したクーペ風のコンパクトSUV「T-Roc(Tロック)」が16位の4819台と、新たに登場したVWのSUVモデルの人気は高かった。
しかしながら、モデル末期となったゴルフが6984台と、前年度の1万8416台に対してマイナス62%と大幅減になったのをはじめ、Bセグメントコンパクトハッチバックの「ポロ」も6970台と、前年度の9550台に対してマイナス26%となっている。つまり、これまでの売れ筋モデルだったハッチバックが大幅に数字を落としてしまった。
逆にいえば新型ゴルフが登場することで、2021年および2021年度のVWの登録台数は、一気に回復することは間違いない。
※ ※ ※
さらに2021年のVWは、多くのニューモデルが上陸する予定だ。4月6日には改良新型「パサート」シリーズが登場。それもセダン/ヴァリアント/オールトラックが同時に発表されている。
GW明けの5月には、改良新型「ティグアン」の発表が予定されている。フロントまわりのデザインが変更され、ボンネットはよりシンプルなラインを描き、LEDヘッドライトを備えた幅広のラジエーターグリルに変更、デザインが新しくなったVWバッジは中央に配置された。さらにバンパーデザインも一新されている。
インテリアでは、第3世代となるモジュラーインフォテインメントマトリクス(MIB3)を搭載。常時オンライン接続が可能になっている。Apple CarPlayのワイヤレス機能にも対応している。またタッチコントロールを備えた新たなステアリングホイールを採用。タッチスライド式のエアコン調整なども採用している。
さらに2021年後半には、VWのフラッグシップ5ドアクーペ、改良新型「アルテオン」の上陸も予定されている。また同時にニューモデル「アルテオン・シューティングブレーク」もやってくる。
アルテオンは2017年に登場したVWのフラッグシップ・グランツーリスモで、初めて大幅なマイナーチェンジがおこなわれる。従来、ファストバックの5ドアクーペスタイルのみだったが、スタイリッシュな5ドアツーリングワゴンのアルテオン・シューティングブレークを追加、日本では同時に登場すると予想される。
アルテオンとアルテオン・シューティングブレークのフロントデザインは同じだが、Bピラーから後ろはまったく異なるエクステリアデザインとなる。アルテオン・シューティングブレークの荷室容量は565リッター、後席をたたむと最大1632リッターを実現。ファストバックのアルテオンの通常時荷室容量は563リッター、最大1557リッターだ。
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ただし、生産地における新型コロナウイルスの感染拡大状況や、現在の世界的な半導体不足の影響で、今後スケジュールが遅れる可能性もあるという。
電動コンパクトモデル「ID.3」の日本上陸は、2021年にはおこなわれない。予定では2022年に導入され、2023年にはEVの「ID.シリーズ」を本格導入するという。これが日本における「次世代モビリティシフト」というVWの戦略だ。
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本国ではEVに傾注してます 日本は海外の流れから完全に取り残されてます