■チューニングカーがパトカーになった!
ドイツのBMWチューナーとして名高いACシュニッツァーが、BMW「M850i xDrive」をベースとして、パトカーを製作した。
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チューニングカーといえば、常識的にはパトカーから取り締まりを受けることが多いはずだが、ACシュニッツァーがどうしてパトカーを製作したのだろうか。
実は、ACシュニッツァーが製作したパトカーは、ドイツで毎年おこなわれているチューニングカーの啓蒙活動「TUNE IT! SAFE! campaign」の一環である。
このキャンペーンは、毎年German Automobile Tuners(VDAT)の協力によって開催され、「安心、安全なチューニングのみが理想的な運転の歓びをもたらし、きちんと認可された適正なチューニングカーは公道を走行可能である」ということを広くアピールするために、チューニングカーでパトカー仕様のコンセプトカーが発表されている。
「TUNE IT! SAFE! campaign」は、ドイツの連邦交通デジタルインフラ省も後援している、由緒正しいキャンペーンだ。
ベースとなったM850i xDriveは、ACシュニッツァーのパフォーマンスアップグレードで530psから620psにパワーアップされている。このパフォーマンスアップグレードはもちろん認可されており、コンポーネント保証が付いていていることはいうまでもない。
マフラーは、ACシュニッツァースポーツエキゾーストを採用しており、2つのエキゾーストフラップと2本のカーボンスポーツ・テールパイプ(右左4本)を含み、オプションで保証を受けることも可能だ。このマフラーも騒音基準をクリアしている。
サスペンションは、ACシュニッツァー製サスペンションスプリングキットをセットし、ノーマル比でフロントで約20-30mm、リアで約20-25mmローダウンされているが、これももちろん違法ではない。さらにこのスプリングキットは、ニュルブルクリンクの北コースや公道でテストが繰り返されたものである。
■ACシュニッツァーのエアロを纏ったパトカーとは?
ホイールは、重量を最適化したACシュニッツァーAC3フローフォーミングリムが装着されている。サイズは、フロント9.0J×21インチ、リア10.0J×21インチで、それに合わせられたタイヤは、フロントが255/30R21、リアが295/25 R21のサイズのハンコック「Ventus S1 evo 3」である。
もちろんエアロパーツも抜かりはない。ACシュニッツァーカーボンフロントスポイラーエレメント、フロントスプリッター、カーボンフロントサイドウイング、カーボンサイドスカート、カーボンリアディフューザー、カーボンリアスポイラーといったフル装備はもちろんのこと、ACシュニッツァーの幅広いチューニングエレメントがセットされている。
これらのエアロダイナミクスコンポーネントもすべて、法的に認可されたパーツであることはもちろんのこと、エアロダイナミクスも十分に考慮されており、よりダウンフォース効果がアップしている。
インテリアはラグジュアリーであることはもちろん、何よりも安全面に配慮されたパーツで構成されている。
ACシュニッツァーアルミ製ギアシフトパドルセット(ブラックアルマイト仕上げ)、アルミ製ペダルとフットレスト、アルミ製キーホルダー、iDriveコントローラー用カバーなども、合法的に装着できるパーツだ。
つまり、2020年のキャンペーンコンセプトカーである「TUNE IT! SAFE! Police M850i by ACシュニッツァー」は、ACシュニッツァーがリリースしている8シリーズ用だけでなくすべてのパーツが、ドイツでは合法的なチューニングパーツであることを示すショーケースであるといっていいだろう。
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