もくじ
ー 積算8807km 後席はあくまで非常用
ー 積算9148km スバルらしさとは
ー 86との明確な違い
ー テスト車について
ー テストの記録
長期テスト スバルBRZ(3) サーキットでも楽しめる、味わい深い純粋さ
積算8807km 後席はあくまで非常用
2プラス2クーペに大人4人と荷物を詰め込んで走るのはやめた方がいいとわかった。高速道路を使ってロンドンからリーズまで走ってみたものの、足がしびれただのつっただの、車内は文句ばかりだった。
ただ、BRZの燃費は素晴らしく(平均14km/ℓ)、ドライバーだけは3時間強を快適に過ごすことができた。
積算9148km スバルらしさとは
BRZは果たして「スバルらしい」のだろうか? 「真の」スバルといえるだろうか? 誰かがわれわれのクルマについて「トヨタGT86のリバッジ・モデルに過ぎない」と批判するたび、わたしはこうした質問を何度も自分に投げかけてきた。
その答えを求めてスバルの特性をもっと知るべく、やんちゃなスバルWRX STIに乗り込み、BRZと共通するDNAを探すことにした。
われわれのBRZ同様、WRXのカラーリングはWRブルーマイカで、リアウイングを備えていた。だが、共通点はそれだけだった。洗練されたクーペタイプのBRZはシートポジションが低く、滑るように道路を走る。対するWRXは筋肉質なスタイリングで椅子も直角のため乗り心地が硬く、無愛想な印象を受ける。
実際、WRXはかなり扱いにくい感じがするし、制御の操作は滑らかさを欠いている。300psを発揮する2.5ℓの4気筒ターボ付きボクサーエンジンを搭載しているWRXの方が当然スピードを出せるものの、予測するのが難しいのでBRZよりもコミュニケーションが取りにくい。
86との明確な違い
それぞれ全く違うブランドから出ているクルマのように感じるため、冒頭の質問への答えは「ノー」になりそうなものだろう。つまり、BRZはおおむねGT86のスピンオフに過ぎない、という答えだ。でも、そうではない。1週間にわたってGT86と過ごしたわたしは、BRZとその異母兄弟車が明らかに違うクルマであるという証拠をつかむことができた。
マイナーな違いは多数あるが、最も著しい差異は、クルマの乗り心地である。BRZの方が特に後部席の乗り心地がしっかりとしている。それゆえ、街乗りではGT86の方がより快適だが、B級路ではBRZの方がわずかにハンドリング性が機敏だ。その差は小さいが、それぞれのクルマがどこにフォーカスしているか、を決定づける重要なものである。
トヨタは、オールラウンドプレイヤーのようにさまざまなエリアで走ることを想定してGT86を設計したことがわかる。それに対してスバルは、BRZをよりアグレッシブなクルマに仕上げている。まさにスバルならやりそうなことだ。というわけで冒頭の質問に対する答えはまさしく「イエス」だと思うが、どうだろう?
テスト車について
モデル名:スバルBRZ 2.0i SE LUX MT
新車価格:2万6050ポンド(399万円)
テスト車の価格:2万7550ポンド(422万円)
テストの記録
燃費:10.3km/ℓ
故障:無し
支出:無し
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