“奥の奥”の集落に通年通行の道が開けるか
南アルプス登山のアクセス拠点にもなっている山梨県西部、早川町の「奈良田」地区をご存知でしょうか。最寄りの国道に通じる県道が1本のみ、約35kmの道のりを延々走ってたどり着く集落で、その先は冬季閉鎖やマイカー規制で行き止まりとなります。このため“秘境”とも称される地域です。
その行き止まりを解消する新トンネルを建設する事業が進んでいます。
「早川芦安連絡道路」と銘打たれたこの事業は、奈良田の北東に位置し、同じく南アルプス登山口のひとつとなっている、南アルプス市の「芦安」地区を結びます。奈良田、芦安から南アルプスへ分け入る林道が「広河原」で接続しているものの、ここは11月から6月まで冬季閉鎖、通行可能期間はマイカー規制が敷かれます。
両地域を移動するには、2021年に静岡 山梨区間が全通した中部横断道や、国道52号経由で約70kmも迂回するしかありません。そんな両地域が、約4kmの新トンネルによって結ばれることになるのです。
災害時に孤立することもある奈良田地区にとって、通年通行可能な道路の確保は長年の悲願となっているそうです。中部横断道を活用した南アルプスの周遊観光の拡大などにも期待が込められています。
早川芦安連絡道路は2014年度に事業化され、2026年度の開通予定でしたが、難工事が予想されトンネル掘削に時間を要すことから、現在は2033年度に延期されています。一部の道路改良工事は2021年度から始まっていますが、トンネル工事は2025年度から着手する予定です。
ちなみに、奈良田へ通じる県道南アルプス公園線は、リニア中央新幹線が跨ぐことになっており、県道ではリニアの工事車両が行き来しています。このリニア工事の発生土を早川芦安連絡道路の盛土に利用することで、工事費を削減するとされています。
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