フォードのEV部門が独立へ。米国の電動化は一気に加速か

　創業118年という歴史を誇る自動車メーカー、米フォードが大胆な組織改革を発表した。フォードを2つの事業体に分け、それぞれフォードe、フォード・ブルーと名付け、前者はEVを専門とし、後者は内燃機関車を専門とする。

　目的は「EVへの資本投下を明確にし、テスラに追いつき追い越す」というものだ。フォードはすでに乗用車では2つのモデルを除くすべてをEVにする計画を発表しており、独フォルクスワーゲンとEVで提携して共通のプラットホームで欧州でのEV販売に乗り出す、など積極的な動きを見せている。

　フォードのEVは好調だ。

Comments

テスラはイーロンマスクが宇宙観光事業のカネ作る為だけにやってるからなぁ。
いざとなったら中華に売却して終わりだろうね

テスラに追いつけ追い越せって。進む方向が違うんだけど。テスラは太陽光発電システム企業も吸収して家庭用蓄電池システムも廉価で販売するから、リチウムイオンバッテリーの規模の生産性が違う。
加えて、フォードの新ディビジョンがどのくらいICEの負の遺産を引き継ぐのか分からない。それを切り離すための方策だろうけど、テスラは元々持っていないから身軽。
テスラ、APPLE、（一応SONYも入れておく）が怖いのは、車と言うハードウエアの販売で利益が出なくても良い身軽さ。
インクジェットプリンタメーカーが本体を安く販売してインクで儲けるように、バッテリーを買ってくれたら車はタダでも良い（とは言わないが近い）テスラや、OSやコンテンツ縛りを入れれば車はどこで作っても構わないAPPLEのように。
既存の自動車メーカーは、バッテリー規格、充電プロトコルの統一化と互換性で参入障壁を上げるしかないができないだろうなあ。