2020年11月1日、 F1第13戦エミリア・ロマーニャGPがボローニャ近郊のイモラサーキット(エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・インターナショナル・サーキット)で開催され、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝。2位にバルテリ・ボッタスが入り、メルセデスAMGが今シーズン5回目の1-2フィニッシュを達成するともに、7年連続のコンストラクターズチャンピオンを確定した。予選トップ10に4台すべてが入って決勝での活躍が期待されたホンダ勢は、2台がリタイア、1台がポイント圏外、唯一アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが4位と健闘した。
2番手走行中のフェルスタッペンがまさかのトラブルでリタイア
3番グリッドからのスタートとなったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、好ダッシュでハミルトンをかわして2番手へ浮上。首位のボッタスを僅差で追った。
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しかし、早めのタイヤ交換でアンダーカットしようとした仕掛けは、ボッタスの素早い反応で不発に終わり、スティントを伸ばしたハミルトンに2台揃ってかわされた。
それでも、その後ペースの上がらないボッタスを43周目にオーバーテイク。再び2番手に上がり、逆転のチャンスをうかがったが、51周目に突然のタイヤトラブルからスピン、ランオフエリアにマシンが捕まって痛恨のリタイアとなってしまった。
これでメルセデスAMGが1-2フィニッシュを達成。ドライバーズ/コンストラクターズ両選手権でのフェルスタッペン&レッドブル・ホンダの逆転は数字上でも不可能になった。タイトル争いを目標に臨んだシーズンは、4戦を残して「終戦」となってしまった。
戦略ズバリのハミルトン、逆転勝利で7回目のタイトルに王手
予選ではボッタスに僅差で敗れ、レーススタートでも競り負けて3番手からの追走となったハミルトンが見事な逆転勝利を果たした。
今回の鍵は「運」。ハミルトンのひとつ目の幸運は、首位に立ったボッタスのマシンがコース上のデブリ(壊れたパーツやゴミ)を踏んでフロアを痛め、ダウンフォースレベルが上がらずにペースが上がらなかったこと。
さらには上位2台がピットイン後、自らがタイヤ交換を伸ばしているまさに絶好のタイミングで、バーチャルセーフティカーが入ったこと。
これでタイムロスを最小限にタイヤ交換が可能となったハミルトンは易々と首位に立つことができた。
その後の終盤のセーフティカー明けのスプリント勝負でも、ボッタスを寄せ付けず、今季9勝目のチェッカーフラッグを受けた。
これでボッタスとのポイント差は85点に拡大。次戦トルコGPで、ハミルトンは優勝あるいは2位+ファステストラップならば、ボッタスの順位に関係なく史上最多タイとなる7度目のドライバーズタイトルが確定する状況となった。
次戦F1第14戦トルコGPは、2020年11月13日から15日、イスタンブール・パーク・サーキットで開催される。
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP 決勝 結果
優勝 44 L.ハミルトン(メルセデスAMG) 63周
2位 77 V.ボッタス(メルセデスAMG))+5.783s
3位 3 D.リカルド(ルノー)+14.320s
4位 26 D.クビアト(アルファタウリ・ホンダ) +15.141s
5位 16 C.ルクレール(フェラーリ) +19.111s
6位 11 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス)+19.652s
7位 55 C.サインツ(マクラーレン・ルノー)+20.230s
8位 4 L.ノリス(マクラーレン・ルノー)+21.131
9位 7 K.ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ)+22.224s
10位 9 A.ジョビナッツィ(アルファロメオ・フェラーリ) +26.398s
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15位 23 A.アルボン (レッドブル・ホンダ) +57.284s
リタイア 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
リタイア 10 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)
F1ドライバーズランキング(第13戦終了時)
1位 L.ハミルトン(メルセデスAMG)282
2位 V.ボッタス(メルセデスAMG)197
3位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)162
4位 D.リカルド(ルノー)95
5位 C.ルクレール(フェラーリ)85
6位 S.ペレス (レーシングポイント・メルセデス)82
7位 L.ノリス(マクラーレン・ルノー)69
8位 C.サインツ(マクラーレン・ルノー)65
9位 A.アルボン (レッドブル・ホンダ)64
10位 P.ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)63
F1コンストラクターズランキング(第13戦終了時)
1位 メルセデスAMG 479
2位 レッドブル・ホンダ 226
3位 ルノー 135
4位 マクラーレン・ルノー 134
5位 レーシングポイント・メルセデス134
6位 フェラーリ 103
7位 アルファタウリ・ホンダ 89
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