パワートレインは引き継ぎ
米国スバルはFRスポーツカーであるBRZの2023年モデルの価格を発表した。2.4Lのボクサーエンジンを搭載し、今夏から投入される予定だ。
【画像】スバルBRZとトヨタGR86【画像で比較】 全102枚
2023年モデルのBRZは、最高出力231psの2.4L自然吸気エンジンに6速MTまたは6速ATを組み合わせる。プレミアムとリミテッドの2つのトリムレベルを用意し、価格は2万8595ドル(366万円)からとなる。
トルセン式LSDやトラックモード付きビークル・スタビリティ・コントロール、ダークグレー仕上げの17インチアルミホイールなどが備わる。
さらにプッシュスタート付きキーレス・アクセス、LEDヘッドライト(ロービームおよびハイビーム)、デュアルオートエアコン、可変間欠フロントワイパー、およびウェルカムライティングなどの便利な機能も標準装備される。
タイヤ空気圧監視システム(TPMS)は、2組のホイールをID登録することが可能だ。これによりサーキット用やウィンタータイヤに交換した際にも再設定の必要がなくなっている。
スポーティさと快適性を両立
コクピットは、ドライバーの操作性を重視しながらも、乗員の快適性を損なわないように設計されたとのことだ。標準装備のアクティブサウンドコントロールによりエンジン音を室内に響かせることで、より魅力的なドライビング体験を提供するという。
視認性と操作性を重視し、スバルの象徴であるボクサーエンジンをイメージした7インチデジタルメーターが装備される。これはタコメーターを前面中央に、車両情報を両サイドに表示するレイアウトだ。
タコメーターを挟んで左側には、アンプ、冷却水温、水平方向のGを表示できる画面が配置される。トラックモードを選択すると、タコメーターは従来の円形から、カラー表示のリニアグラフに切り替わる。
インテリアは、ブラックのシート表皮にレッドステッチを施したフロントシート、本革巻ステアリングホイール、シフトブーツ、パーキングブレーキブーツで構成されている。
また、パフォーマンスデザインのフロントシートを標準装備する。 リミテッドでは、ウルトラスエードにレッドレザーのアクセントを加え、デュアルモードシートヒーターコントロールを装備する。
本革巻ステアリングホイールには、オーディオ、クルーズコントロール、ブルートゥースの操作スイッチが一体化されている。インストルメントパネルバイザーやドアトリムには、ヌバック調素材が採用された。
さらにスバル・スターリンクと呼ばれる8.0インチのインフォテインメントシステムが両グレードに標準装備される。このシステムは、アップル・カープレイとアンドロイド・オートによるスマートフォン連携機能を備えるものだ。
6速MTが標準 ATはオプション設定
標準装備される6速MTは2022年モデルと同じもので、高精度なシフトチェンジが可能だという。パフォーマンス・チューンを施された6速ATを選択することもできる。
ATモデルには、スバル・アイサイトを搭載する。アダプティブ・クルーズコントロール、プリクラッシュ・ブレーキシステム、車線逸脱警告などの機能を持つ。また、ATを選択するとオートマティック・ハイビームアシストが合わせて追加される。
プレミアムのAT仕様の価格は3万95ドル(386万円)だ。
上級グレードのリミテッドはMT仕様で3万1095ドル(398万円)からだ。ATを選択すると3万2795ドル(420万円)からとなる。
このグレードではマットグレー仕上げの18インチホイール、ミシュラン・パイロット・スポーツ4タイヤなどのスポーティな装備が追加される。
さらにヒーター付エクステリアミラー、2チャンネルアンプと2つのスピーカーを含む上級オーディオシステム、ブラインドスポット検出、ステアリング追従ヘッドライトシステムなどの快適装備も加わるとのことだ。ただしリバース・オートブレーキとアイサイトはAT車限定の装備となる。
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みんなのコメント
のおっさんが湧くかな