30周年車は期間限定!! ホンダ「CBR1000RR-Rファイアーブレード」2022年モデルが国内正式発表
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月8日
ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレードシリーズ 概要
ホンダの最強スーパースポーツが’22モデルでマイナーチェンジ。最高出力218psはそのままに中速域の出力特性を変更したほか、ドリブンスプロケット丁数を3丁増やした43丁とし、各ギヤでより力強い加速力を手に入れた。電子デバイスはトラクションコントロールであるHSTCの制御を熟成。車体各部の剛性バランスも見直された。上級版のSPもあり、オーリンズ製の電子制御セミアクティブサスとブレンボ製ブレーキシステムを装備する。またこのSPには、初代ファイアーブレード’92 CBR900RR誕生から30周年を記念したグレードが新登場。特別カラーリングとタンク上面/スマートキー/サイレンサーに記念ロゴがあしらわれ、液晶メーターもキーオン時に特別仕様のムービーが表示される。トップブリッジにはシリアルナンバー入りだ。
’22 ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード 30thアニバーサリー
◆主要諸元
―― 【’22 HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE 30th ANNIVERSARY】■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 最高出力218ps/14500rpm 最大トルク11.5kg-m/12500rpm ■201kg シート高830mm 16L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン) ●色:パールグレアホワイト ●価格:283万8000円 ※受注期間終了 ※写真は欧州仕様(以下同)
◆主要装備
―― 30thアニバーサリーはコクピットからもトリコロールの特別感を味わえる配色。シリアルナンバーやスペシャルロゴが雰囲気を引き立てる。 [写真タップで拡大]
―― フルカラーTFT液晶メーターは、キーON時のオープニングムービーが30周年車専用となっており、所有感を高めてくれる。 [写真タップで拡大]
―― トップブリッジにシリアルナンバーが刻印してあり、限定生産なのは確実。写真の“893”は初代の排気量と同じ数字だ。 [写真タップで拡大]
―― タンク上面には「1992-2022」と30周年を示す特別記念ロゴが施されるほか、スマートキーにも特別記念のロゴをプリント。 [写真タップで拡大]
―― リヤシートも初代にちなんでブルーの表皮。初代のようにテールカウル上に「Fireblade」ロゴがないのがちょっと惜しい? [写真タップで拡大]
’22 ホンダCBR1000RR-RファイアーブレードSP
動力面やフレームなどの各部熟成が行われたほか、ニューカラーを採用。ベース色は’21と同じ黒と赤主体のトリコロールの2色設定だが、グラフィックが変更されている。また、SP標準装備となるクイックシフターは制御が最適化されている。
―― 【’22 HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE SP】■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 最高出力218ps/14500rpm 最大トルク11.5kg-m/12500rpm ■201kg シート高830mm 16L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン) ●色:グランプリレッド マットパールモリオンブラック ●価格:278万3000円前後 ※写真は欧州仕様
―― 【カラーバリエーション】SPの’22標準カラーは’21と同じ黒と赤主体のトリコロールの2色だが、グラフィックを変更。SP標準装備となるクイックシフターの制御ともども、エンジン/車体の各部に30周年記念車と同様の熟成を受けて進化している。 [写真タップで拡大]
―― オーリンズの第2世代スマートECシステムを採用した、電子制御セミアクティブサスペンションを前後に採用。3つの個別モードを備えて任意に切り替えられる。 [写真タップで拡大]
―― SPはブレンボ製のブレーキを採用。フロントには最高級品のStylema、リヤにはRC213V-Sと同じキャリパーを使用することで、究極の制動力を追求した。 [写真タップで拡大]
’22 ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード[STD]
電子制御サスペンションの付かないスタンダードのRR-Rも、SP同様に出力特性やフレーム&スイングアームの剛性バランスが見直され、ニッシン製フロントキャリパーはピストン材質や表面処理がよりハードなブレーキに対応できるようになった。クイックシフターはオプションだ。
◆主要諸元
―― 【’22 HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE】■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 最高出力218ps/14500rpm 最大トルク11.5kg-m/12500rpm ■201kg シート高830mm 16L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●色:グランプリレッド ●価格:242万円 ※写真は欧州仕様
◆エンジン
―― 吸気ポート形状が変更されて触媒までの気流速度が早められ、中間域でのパフォーマンスを向上。
―― エアボックスとエアファンネル形状の見直しも行われて、吸気速度の増加が徹底的に追及された。
◆足まわり
―― 機械調整式のショーワ製サスペンションを採用するSTD。ブレーキキャリパーはフロントがニッシン製の4ポッドラジアルマウント、リヤはディスクとともにSPと同一の装備となっている。 [写真タップで拡大]
―― リヤスプロケットの丁数を従来の40丁から43丁へと上げてショート化し、加速性能を最適化した。 [写真タップで拡大]
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by 老ライダー