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“選び方論”で新しさを![ミニバンの次に乗るべきSUV]

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“選び方論”で新しさを![ミニバンの次に乗るべきSUV]

中古車購入ガイド [2022.10.07 UP]


“選び方論”で新しさを![ミニバンの次に乗るべきSUV]
文●ユニット・コンパス 写真●トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグー 2022年10月発売号の内容です)

新型マツダCX-60 ライバル&マツダSUVと先取り比較!

SUVが人気で注目のジャンルであることはご存じのとおり。では、具体的にどういった中古SUVを探せばいいのか。ここでは具体的な車種選びをサポートしよう!


高年式+自動ブレーキにこだわる理由とは
 人気のSUVを中古車で購入するときに価格だけでなく、判断基準にぜひ加えていただきたいのが「自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」の有無。なぜならそれが購入後の満足度を大きく左右する重要なポイントになるからだ。
 自動ブレーキとは、ドライバーがうっかり前走車やバイク・歩行者を見過ごしていて衝突リスクが高まったときに、クルマが警告を行い、さらにブレーキ操作を自動で行う機能。2017年くらいから本格的に普及が始まった装備で、現在の新車には標準装備が義務となっているが、中古車の場合はまだまだ未装着車が数多く販売されている。そのため、中古SUVを選ぶときは、まず2017年以降、できれば2018年以降で探すのがいいだろう。そのとき、車種によっては自動ブレーキが標準装備でない場合もあるので要注意。
 5年落ちまでの高年式中古SUVは、内容と価格のバランスに優れていて、多くの人が満足できる。


いま買い時を迎えている中古SUVマトリクス:オススメ中古SUVの個性と特徴をわかりやすくマトリクス方式で紹介!グラフの上にあるほど中古車平均価格が高く、右側が本格クロカン、左側がシティ派。

先進安全装備付きをねらうべき理由
 自動ブレーキこと衝突被害軽減ブレーキを搭載するクルマの多くは、カメラを搭載し前走車を認識している。それを生かしてクルーズコントロールを高機能にしたのがACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)。アクセルとブレーキ操作をクルマが肩代わりするので、長距離での快適さが段違い。中古SUVを購入するなら、自動ブレーキ+ACC付きを選びたい。


年式×グレードでピンポイント紹介[ねらうべきオススメSUV]
※中古車参考価格はすべてグーネット2022年9月調べ。

ここでは、具体的な年式・グレード名付きでオススメ中古SUVを紹介。あなたにとってぴったりのSUVがきっと見つかる!


美しいデザインが好きで走りに対する期待も大きい[マツダ CX-5]
 スタイリッシュなデザインでシティ派SUVの代名詞となったCX-5。マツダが得意とするディーゼルエンジンは、加速のよさや運転しやすさにもつながり、燃費も優秀。しかもガソリンより燃料代が安くなるのも魅力。2021年末に大幅改良を受けた。


発進時に豊かなトルクを提供するディーゼル(SKYACTIV-D)は力強い加速と低燃費に貢献。

プロアクティブはベーシックモデルといっても装備は十分揃っており、インテリアのクオリティにも満足できるだろう。

【年式×グレードでピンポイント】2018年モデル マツダ CX-5 XDプロアクティブ
 2018年2月の一部改良でディーゼルエンジンを磨き上げた。プロアクティブはベーシックなグレード。街乗り中心なら2WDモデルを選ぶのもいい。

中古車参考価格帯:179万円~319万円(2018年モデル マツダ CX-5 XDプロアクティブのみ)

2018年モデル マツダ CX-5 XDプロアクティブの中古車を探す


自分らしい選択をいつもしていたい[トヨタ C-HR]
 まるでコンセプトカーのような大胆でエッジの効いた個性的なスタイリング。それでいながら中身は真面目でハイブリッド車は燃費にも優れる。走りも欧州仕込みで、市街地から高速道路までストレスフリー。マイナーチェンジで安全装備が追加された。


マイナーチェンジ後のモデルはディスプレイオーディオとトヨタセーフティセンスが標準装備された。

【年式×グレードでピンポイント】2019年モデル トヨタ C-HR S LEDパッケージ
 2019年10月のマイナーチェンジで内外装を磨き上げた。LEDパッケージ装着車はウインカーが流れるシーケンシャルタイプでさらにスタイリッシュに。

中古車参考価格帯:179万円~255万円(2019年モデル トヨタ C-HR S LEDパッケージのみ)

2019年モデル トヨタ C-HR S LEDパッケージの中古車を探す


人気も実力もコスパもすべてを求めてしまう[日産 エクストレイル(先代)]
 登場は2013年とベテランながら、度重なる改良でつねにブラッシュアップを続け、人気上位をキープしてきた実力派。2017年の改良で高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用。大きなボディにもかかわらず手頃な価格も人気の秘密。


包まれ感がある室内はSUVらしい。後期型はリモコンオートバックドアや駐車支援など装備も充実する。

【年式×グレードでピンポイント】2017年モデル 日産 エクストレイル 20X エマージェンシー ブレーキパッケージ
 2017年のマイナーチェンジで「プロパイロット」を採用。ねらいはこれが搭載されている物件だ。20Xは上級グレードなので、標準装備も豊富だ。

中古車参考価格帯:128万円~240万円(2017年モデル 日産 エクストレイル 20X エマージェンシーブレーキパッケージのみ)

2017年モデル 日産 エクストレイル 20X エマージェンシー ブレーキパッケージの中古車を探す


派手な新商品より定番商品をついつい選んでしまう[ホンダ ヴェゼル(先代)]
 息の長いヒット作となった先代ヴェゼル。人気の理由は、SUVの力強さとクーペのスタイリッシュさを上手に融合させたスタイル、コンパクトなのにゆとりのある室内空間、価格、燃費、走りと全項目のバランスが高く仕上がっていること。


初めてのSUVとして購入しても満足できるバランスのよさ。コンパクトで運転しやすいのも魅力。

【年式×グレードでピンポイント】2019年モデル ホンダ ヴェゼル ハイブリッドZ ホンダセンシング
 マイナーチェンジ以降のモデルは、多くのグレードでホンダセンシングが標準装備に。人気グレードのハイブリッドZも後期型は4WDが選べるようになった。

中古車参考価格帯:214万円~300万円(2019年モデル ホンダ ヴェゼル ハイブリッドZ ホンダセンシングのみ)

2019年モデル ホンダ ヴェゼル ハイブリッドZ ホンダセンシングの中古車を探す


安全がなによりも優先!使いやすさにもこだわりたい[スバル フォレスター]
 2018年のフルモデルチェンジで先進安全装備(アイサイト バージョン3搭載)を一気にレベルアップさせたフォレスター。スバルならではの、視界が広く運転しやすいクルマの基本構造を刷新しているため、安全性能だけでなくすべてがハイレベル。


運転席からの視界の広さ、死角の少なさはトップレベル。2.5Lエンジンで走りに余裕がある。

【年式×グレードでピンポイント】2018年モデル スバル フォレスター ツーリング
 ツーリングはベースグレードに相当するが、先進安全装備のアイサイトは標準装備。オプションの「セイフティプラス」はさらなる安全性と快適性が備わる。

中古車参考価格帯:253万円~279万円(2018年モデル スバル フォレスター ツーリングのみ)

2018年モデル スバル フォレスター ツーリングの中古車を探す


小さなSUVを探していて、さらに燃費も気になる[マツダ CX-3]
 美しいデザインとコンパクトカーのように運転しやすいSUVとして人気を集めているCX-3。普段、ほとんど後席にひとを乗せる機会がないなら扱いやすく、走りもきびきびしている。希少なディーゼルエンジンやMTを選べるため、こだわり派にも。


「小さな高級車」といった雰囲気が漂うCX-3のインテリア。乗り降りもしやすく、普段乗りに向く。

【年式×グレードでピンポイント】2018年モデル マツダ CX-3 XD Lパッケージ
 2018年5月の改良でディーゼル仕様の排気量が1.5Lから1.8Lとなり、力強さがアップ。乗り心地も従来より改良され、特に後席の快適性が上がった。

中古車参考価格帯:156万円~215万円(2018年モデル マツダ CX-3 XD Lパッケージのみ)

2018年モデル マツダ CX-3 XD Lパッケージの中古車を探す


高年式中古SUVは割高だが、買取額も期待できる
 人気ジャンルで、なおかつ新車の納期が不安定な現在、中古SUVの価格は高止まりを続けている。だが、人気車種は買うときも高いが手放すときにも高く売れる。安く買っても手放すときに安いなら使った金額に大きな差は生まれない。中古SUVを購入するのは正しい選択なのだ。

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VAGUE

みんなのコメント

4件
  • ヴェゼルのハイブリッドを買うときは気を付けることが。2016年モデルまでのミッションは精度低くトラブル多発傾向。2017年モデルまでのホンダセンシングは誤作動多発する初期型。2018年2月にフェイスリフトした後期型は3速ギア比変更につき中高速が重たく遅くなっている。つまりヴェゼル中古ハイブリッドは2017年モデル以外すべて難アリ。
  • どれも醜い
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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