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シトロエン「型破り」なセダン開発中 意見の分裂、歓迎の姿勢 責任者語る

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シトロエン「型破り」なセダン開発中 意見の分裂、歓迎の姿勢 責任者語る

もくじ

ー 世界で求められているのはSUVだけではない
ー シトロエンに必要なのは、意見が分かれるようなクルマ

フォルクスワーゲン「セドリック」に試乗 2021年、完全自動運転車を発売

世界で求められているのはSUVだけではない

シトロエンの製品計画責任者は、同社が将来新たな「伝統」となる自動車のスタイルを作り上げることに尽力していると語った。最近はSUVに注力しているものの、将来的なモデルには「型破りな方向」でアプローチするという。

このフランス車メーカーは現在、大規模なラインナップの刷新に取り組んでいるところだ。その中心となるのは、急激に人気が高まっているSUVの新型やアップデートである。同時に、これまで主に伝統的とされていた乗用車は、ラインナップから落とされていくことになる。

例を挙げると、C4は廃止され、より車高の高いC4カクタスが実質的なその後継となるという具合だ。しかし、ザビエル・プジョーによると、C3エアクロスやC5エアクロスのようなモデルを重視しながらも、今や注目は別のボディスタイルに移りつつあるという。

「世界にはSUVしかないわけではありません。ハッチバックやセダン、ワゴンもあります。それらのクルマが求められる市場もたくさんあります」プジョーはAUTOCARにそう語った。

「それらの要求に応えなければならないということです。われわれはそうするつもりです」

「しかし、われわれのDNAというものもあります。つまり、われわれは古典的なやり方でクルマの形状を増やせばよいとは考えません。慣習を揺さぶり、基準を変える大胆な力。それがシトロエンのDNAです」

シトロエンに必要なのは、意見が分かれるようなクルマ

重要な中国市場において、大型セダンは依然として人気が高い。

シトロエンはC5とC6の後継モデルを開発している。それは同社が2016年のパリ・モーターショーに出展した「Cエクスペリエンス」コンセプトをベースにしたものになるようだ。

プジョーによれば、いずれにせよそれらのクルマは現行型プジョー508に使われているPSAグループのLMP2プラットフォームをベースにするという。

大胆なデザインは意見が分かれることをプジョーは認めている。しかし、同社の「エアバンプ」が好例であると強調した。

「シトロエンのクルマはすぐにそれと識別できなければなりません。クルマを見たとき、あるひとは『わお、気に入った!』と言い、別のひとは『ううむ、よくわからん』という。それが好ましいと、わたしは思うのです。大事なのは、そのバランスを適切に保つことだけです」

「われわれには、ひとびとの反応を呼び起こすようなクルマが必要です。古典的に見えるクルマではありません。そうでないと、シトロエンというブランドの価値に背くことになってしまいます」

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