■新型「ジェイド」HVも加わった「RS」は2列シーター5人乗りへ
ホンダのジェイドが大幅なマイナーチェンジしました。注目の変更は2点あります。ラインナップの変更と2列シート車の追加です。ジェイドがミニバン(3列シート車)の殻を破り、スポーツワゴンに変化させた理由は何でしょうか。
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まずはラインナップの変更ですが、従来はガソリン(1.5リッターターボ)車だけに限られていたスポーティグレードの「RS」をハイブリッドにも設定。また従来ハイブリッドのみだった標準仕様はガソリン車でも選べるようになりました。
それに伴い、これまでは253万円からで「高い」という声があったボトムグレードの価格は239万8680円からと若干とはいえ手が届きやすくなっています。
もうひとつの大きなトピックは、2列シート車の追加です。「RS」は2列シートのみ、「X」は3列シートのみとなります。ジェイドはこれまで3列シート車しかありませんでした。スポーティグレード「RS」が2列専用モデルとして生まれ変わったことは、ジェイドがミニバン(3列シート車)の殻を破り、スポーツワゴンというキャラクターに変化したことを意味しています。
ホンダ広報部に2列シート車追加の理由を聞いてみると、「ジェイドは、ミドルクラスのステーションワゴンとして、ダブルウィッシュボーンサスペンションがもたらすスポーティな走りやツーリング性能と、広い2列目空間を、低全高スタイルでパッケージした新しいスタイルのワゴンとして位置付けています。
このクラスのカテゴリは一定規模があり、走りやデザインの激戦区である2列のステーションワゴン市場にホンダらしいスポーティなモデルとしてジェイドの2列仕様を投入することを決めました」ということです。
「RS」の5人乗りは、3列シート車とは全く異なる設計の後席(2列目)を装着。大型のセンターアームレストや座面の一部を反転させて使うテーブルも採用して快適性を高めました。3列車と違ってスライド機能はありませんが、クラストップの足元空間を実現しています。
また、スライド機能をなくしたことで座面を厚く設計でき、座り心地が向上しているのも見逃せない部分といえるでしょう。
シートといえば、「RS」はフロントシートも設計が変更されています。ヒップポイントを下げ、サイドサポートも張り出しを大きくするなどひときわスポーティな走りを考えた形状となっているのです。
単に仕様を追加するだけなら必要なかったシートの変更をあえておこなったことからも、開発陣の「スポーティなミニバンの理想を求めたこだわり」が伝わってきます。
■新型ジェイド、走りの面にも手を入れた
走りの進化も見逃せません。
「RS」のタイヤはこれまで17インチでしたが、18インチにサイズアップ。サスペンションもさらにスポーティな走りを楽しめる味付けにしたそうです。
いっぽうで上級グレード「X」のサスペンションは、従来よりも乗り心地も高めるチューニングに変更。これによって「RS」と「X」の方向性の違いはこれまでよりも強調されました。いずれもホイールには、タイヤ内部の空気の流れを工夫して走行ノイズを抑える仕掛けが組み込まれています。
パワートレインにも改良の手が入りました。ガソリン車のトランスミッションは無段変速(CVT)ですが、「RS」はエンジンの回転上昇と実際の速度上昇を同調させて加速フィーリングを高める「全開加速ステップアップシフト制御」を搭載。いっぽうでブレーキをかけた際には自動的にシフトダウンする「ブレーキ時ステップダウンシフト」も採用し、峠道を走る際などに気持ちよく走れるように工夫されています。
気持ちよさといえば、デュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせるハイブリッド車は変速機のギヤ比に変更に加えて駆動力の制御を改良。発進加速のアクセルレスポンスを良くしたのです。
クルマの走行性能を高めるには止まる性能も重要ですが、ガソリン車は効きの向上、ハイブリッド車はコントロール性の向上などブレーキが進化しているのも見逃せません。
そして安全性がレベルアップしたのも注目ポイントといえます。全グレードに標準装備する自動ブレーキを含む先進安全システムの「Honda SENSING(ホンダセンシング)」は、機能をブラッシュアップ。歩行者と接触しそうな状況になると、歩行者を避けるようステアリング操作をサポートする歩行者事故低減ステアリング機能も追加されました。
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