スーパーGT第6戦SUGOで繰り上がりながら優勝を飾り、王座争いになんとか踏みとどまった8号車ARTA MUGEN NSX-GTだが、必勝を期して臨んだ第7戦オートポリスの走行初日はあまりにも苦しい1日となった。
8号車は予選日午前に行なわれた練習走行の専有走行時間において、大湯都史樹がさよりんブリッジを通過するあたりでスピン。そのままコースアウトして車両の右フロントからバリアに衝突した。
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車両の前面は大半がダメージを受け、右フロントの足回りや右側面のドアにも損傷が及んでいた8号車。クラッシュから予選開始までは4時間少々しかなかったが、チームは懸命な作業によってマシンを修復し、ギリギリのところで予選Q1に大湯を送り込むことができた。しかしQ1では10番手タイムに終わり、Q2に進むことができなかった。
8号車を担当する一瀬俊浩チーフエンジニアによると、専有走行で8号車が履いたタイヤは、予選で使わない方のタイヤ、つまり持ち込んできた中で“外した”方のタイヤだったという。そのタイヤはアタック時に1周もグリップがもたないようなもので、スピンに陥る直前からグリップ感が失われていたようだ。
そして無事予選に出走することができた8号車だが、修復を経て「クルマが変わってしまった」ような感覚があるという。
「エアロの出方から、何から何まで変わってしまいました」
そう語る一瀬エンジニア。しかも急ピッチの修復作業となったこともあってやむなく省いた行程もあるといい、センサー類も完全に直すことができていないことから走行データも信頼性に欠ける状態だという。
「クルマが変わってしまったような印象があるので、これまで自分たちがやってきたセットアップの数値で明日(決勝で)速く走れるかは分かりません」
「僕たちはチャンピオン争いに向けて優勝するしかないので、最善を尽くしていくしかないですが、その一方でエアロの出方が変わってしまったのかどうかについて(データの信頼性不足により)確信が持てない状況なので、明日の走り出しのセットアップをどうするかが全く決まっていません」
セットアップに関する作業は深夜までかかるだろうと語る一瀬エンジニア。東北のSUGOでの優勝を経て流れを掴んだかに見えた8号車だが、ここ九州では一転して苦境に立たされている。
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