マクラーレンのランド・ノリスは、ウェットからドライ、そしてまたウェットへと移り変わる難しいF1開幕戦オーストラリアGPでスリリングな勝利を挙げた。そしてチームが2024年シーズンに同じような状況で「何度も失敗してきた」ことから学び、着実に成長していると喜んだ。
ノリスが言う失敗は、2024年のカナダGPとイギリスGP。マクラーレンはピットストップのタイミングやタイヤ選択で後手に回り、みすみす勝利のチャンスを手放してしまったのだ。
■6台リタイアの大波乱! ノリスが大荒れのレースを制す。角田裕毅は戦略大失敗で上位フィニッシュが幻に|F1オーストラリアGP決勝
しかし2025年シーズンの開幕戦となったオーストラリアGPで、マクラーレンは荒れた展開の中でもピット戦略を外すことなく、ポールポジションから勝利に繋げることができた。
予選1-2となったマクラーレンは、ウエットからドライへと乾いていくレース序盤で1-2体制を築き、レース中盤に再び雨が降り出した際に2番手オスカー・ピアストリがスピンを喫して後退したものの、首位ノリスはポジションを死守。レース最終盤はレッドブルのマックス・フェルスタッペンからのプレッシャーを抑えてトップチェッカーを受けた。
「僕らは昨年、何度も失敗した。僕らはミスから学んだんだと思う」
F1キャリア5勝目を挙げたノリスはそう語った。
「僕らはこういうレースで、シルバーストンとカナダの勝利を逃してしまった。ただ僕らは、ミスから教訓を得た」
「まで24戦のうちの1戦に過ぎない。でもプレッシャーやマックスへの対応、後ろを走っていたオスカーへの対応など、僕はずっとプッシュしていた。内心はリラックスできていたけど、プッシュしていたから気が抜けなかった」
「タフなレースだったよ。ミスを犯しすぎるわけにはいけないし、ミスで痛い目を見ずに走りきれたことは僕の功績だと思う」
「タフでチャレンジングなレースだったけど、マクラーレンには本当に感謝しなければならない。僕に素晴らしいクルマを与えてくれた。まずは彼らにお礼を言わないといけない」
またフェルスタッペンからのプレッシャーにどう対処したか? と訊かれたノリスは「ただ駆け抜けただけだ」と答え、次のように続けた。
「マックスは速かった。僕に良いペースがあるのは分かっていたけど、ターン6で1回ミスをしてDRS圏内に入られてしまった。ここだと、DRSで1秒程度ゲインすることができると思う」
「それで彼は1秒圏内でとどまり、様子を伺うことができたんだ。必要以上にミラーを何度もチェックする必要があったけど、落ち着いていたし、まとめ上げることができた。ウィル(ウィル・ジョセフ/エンジニア)の言うこともよく聞いていた。それは最も重要なことだ」
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