2018年F1メキシコGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4位でフィニッシュ、自身5回目のF1タイトルを獲得した。F1タイトル獲得回数では7度のミハエル・シューマッハーに続き、ファン・マヌエル・ファンジオとタイの2位につけることとなった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=4位
間違いなく、僕にとってベストの一年だ。今年を今までで一番の年にすることを目標に据えていた。去年タイトルを獲得した時、これからさらに向上するにはどうしたらいいだろうと考えた。フィジカル面をもっと整え、集中力を高めるにはどうしたらいいのか。もっとうまく時間の使い方を管理し、より優れたオールラウンドのドライバーになりたい。クルマに乗っている時だけでなく、チームのなかで、ガレージのなかで、エンジニアとの関係において、ファクトリーにおいて、そういったあらゆる分野で改善するにはどうしたらいいのかと考えたんだ。
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今年、そういうすべての要素のレベルを引き上げることができた。年齢を重ねたからできたことなのかどうかは分からないが、経験が役立っていることは確かだ。今年、僕は自分のキャリアのなかで最高のパフォーマンスを発揮していると思う。こういうシーズンを送ることができてとてもうれしい。
ここに来るまで僕を助けてくれたすべての人に感謝している。無線で(レースエンジニアの)ボノが言っていたように、タイトルはここだけで獲ったんじゃない。たくさんのレースを通して行われてきたハードワークの積み重ねで勝ち取ることができたんだ。だからパートナーのペトロナス、そしてメルセデスの人たちの努力に心から感謝する。家族もそうだ。父をはじめ、家族の協力がなければ、僕は今、ここにいない。このような素晴らしい経験ができて光栄に思う。
メルセデスとの関係は13歳の時に始まった。そして今、ファンジオが昔メルセデスで成し遂げたのと同じ記録を達成できた。今はただただ信じられない思いだ。
今日のレースの話をすると、正直言ってひどいものだった。スタートはすごくうまく決まり、順位を上げられたけれど、その後はタイヤに苦しみ始めた。バルテリ(・ボッタス)も同じだった。なんとかタイヤを持たせて無事に完走することを目指すしかなかった。
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