現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フォルクスワーゲンID.4、ID.5にGTXが登場!ブラック・レッドの専用デザインと4WDのパワフルな走りが自慢。

ここから本文です

フォルクスワーゲンID.4、ID.5にGTXが登場!ブラック・レッドの専用デザインと4WDのパワフルな走りが自慢。

掲載
フォルクスワーゲンID.4、ID.5にGTXが登場!ブラック・レッドの専用デザインと4WDのパワフルな走りが自慢。

ドイツ・フォルクスワーゲンから新型「ID.4 GTX」、「ID.5 GTX」が発表された。GTXブランドは「ID.」シリーズのスポーティな最高級モデルだ。今回、去年発表されたばかりの「ID.4」、「ID.5」にGTXシリーズが導入され、デュアルモーター四輪駆動の装備に加え、レッドとブラックを基調とした専用デザインで高級感とスポーティさを両立、トップモデルにふさわしいスペックで登場した。また、今後の「ID.」シリーズにもそれぞれのGTXモデルが用意されるようだ。「ID.4 GTX」は、日本円換算で約743万円から、「ID.5 GTX」は同788万円から用意される。

GTX独自のスポーティなデザイン

フォルクスワーゲンEV車「ID.4 Pro パフォーマンス」に4WDモデルが登場!

ID.5 GTXのエクステリアは、レッドとブラックを基調とした2トーン仕上げで塗装されている。フロントフェイスは段差や溝が少ないシームレスなデザインに設計され近未来感のあるクリーンな印象。メッシュグリルもボディ下部にまとめられているので、レッドボディが大きく視界に入り、ブラックとのコントラストを効かせて高級感を増している。リアフェイスも水平ラインを基調としたスポーティな印象。なだらかに下降するブラックのCピラーの先にはリアスポイラーを設置。ブラックのバンパーの造形はエッジを効かせており、フロントよりもアグレッシブなイメージを実現している。

インテリアは今回のモデルからブラックがメインカラーに採用され、ダッシュボードとドアトリムがブラックで統一されてシックな印象だ。ステアリングはレザー製。操作系スイッチをクロームパーツが囲み、レッドカラーのアクセントが加えられた。また、これまでオプション仕様としていた「デザイン」と「コンフォート」が標準装備に加えられた。ウィンドウのスモークガラス化、フロントシートヒーター、2つのUSB-Cプラグ、左右独立式のエアコン温度調整機構など内容はかなり充実している。

GTXシリーズが誇る走行性能

GTXモデルはフロントアクスルとリアアクスルにそれぞれ1つずつ電気モーターを備えている。フロントの出力は299PS、総トルクは460Nmを発揮し電気駆動と連動して駆動する。リアは出力204PS、トルク310 Nmを発揮する永久磁石式同期モーター(PSM)が搭載される。また、フロントアクスルには、109 PS、162Nmの非同期モーター(ASM)が追加で搭載されている。これは特に小型軽量で一時的に過負荷をかけることができ、電流が供給されていない状態で走行しても最小限のドラッグロスしか発生しないメリットを持っている。車両の最高速度は電子制御で180km/hに制限されている。

ID.4 GTXおよびID.5 GTXのパワートレインが発揮する駆動は、ビークルダイナミクスマネージャーによって管理される。このソフトウェアは、効率、ダイナミクス、走行安定性を常に最適に組み合わせることを目的として開発された。リアアクスルの駆動モーターによってほとんどの場面、それだけで車両駆動をまかなうことができる。ドライバーがよりスポーティなスタイルにシフトしたいときや、よりトラクションが必要なときには、すぐにフロントアクスルの非同期式マシンが起動する。かかる時間はコンマ数秒で、ドライバーには気づかれないほどスムーズに切り替えられる。また、パワートレインだけでなく、ブレーキ、ステアリング、シャシー制御システムのすべてが、選択されたドライビングプロファイルに応じてビークルダイナミクスマネージャーによって制御され、乗員の快適性を手厚くサポートしてくれる。

ID.4 GTXの航続距離は最大500km、ID.5 GTXは512kmを誇る。両モデルとも、最大充電容量は135kWである。77kWhの高電圧バッテリーは、36分で最大5~80%まで充電でき、ID.4 GTXの航続距離は337km、ID.5 GTXは376kmまで回復させることができる。また、電気自動車ルートプランナーによって最適なルートが割り出され、充電が必要な長旅でも走行距離と充電回数を最小限に抑えてくれる。これは走行中も順次更新されている。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村