メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGP予選を4番手で終えたが、新品のインターミディエイトタイヤが残っていれば、フロントロウ獲得も狙えたと考えている。
メルセデスは、ドライコンディションで行なわれた金曜日のフリー走行での感触が悪かったため、ウエットコンディションで行なわれた予選はより良い結果を狙うチャンスだと考えていた。
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Q3まで各車がインターミディエイトタイヤを使うウエットコンディションとなった予選で、ハミルトンは4番手タイムをマーク。最速だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がグリッド降格ペナルティを受けるため、ハミルトンは3番手から決勝レースをスタートすることになる。
ハミルトンはこの結果自体には満足しているものの、もっと上を目指せるポテンシャルがあったと考えている。
「確かに文句は言えないよ」とハミルトンは語った。
「僕の理論的なタイムをみると、2番手を狙えた。でももう1セット新品タイヤがあれば2番手になれたと思う」
ハミルトンは、自分のペースは結局のところニュータイヤを履くタイミングに左右されたと語り、Q1で新品タイヤでのアタックができなかったこともあって、タイヤ選択が常に後手に回ってしまっていたと振り返った。
「僕はこういうタイミングでいつも快適に感じているし、最後のスティントでタイミングが完璧だったら、もっと上位に行けたと思う」
「でもQ1を突破する必要があったんだ……少し遅れてコースインして、もう一度コースに戻ったときには最終コーナーでトラフィックがあって、そのラップはできなかった」
「そのオフセットが、予選を通じて響いた。最終的に新しいタイヤが1セットしか残らなかったからね」
予選終盤は、スリックタイヤが使えるほどではないものの、予想以上に路面の水量が少なかったため、ライバルたちがニュータイヤでタイムを更新。ハミルトンはポジションを落としてしまった。
メルセデスのトト・ウルフ代表は、他のドライバーたちがコースインを遅らせ、天候が回復するのを待つという大きな賭けに出たと見ている。
そしてもしメルセデスが同じようなことをしていれば、ハミルトンもポールを狙えたかもしれないと示唆した。
ウルフ代表は『ServusTV』に次のように語った。
「ペースは良かった。早めに出て、保守的なルートを選んだ。(フェラーリのシャルル)ルクレールがしたように、最後にドライになることに賭けていれば、おそらくポールポジションからスタートできただろう」
「昨日のドライでのロングランでは彼ら(フェラーリ)はあまり良くなかったが、もちろんルクレールを無視することはできない」
「ニュータイヤで走ったのは彼らだけだった。フェルスタッペンもニュータイヤを履いていたが、他のドライバーの中では彼だけだった。彼らはドライフィニッシュに賭けて、それが功を奏した」
ハミルトンは、メルセデスにここ数戦のようなレースペースのポテンシャルがあるとは思っておらず、トップ3の座をキープするのは難しいと考えている。
「表彰台争いができる可能性はわずかにあると思うけど、本当に厳しいと思う」
「僕たちの後ろにはマクラーレンがいるし、前にはレッドブルがいる。厳しい戦いになるだろうね。フェラーリも僕らと同じようなパフォーマンスを持っていると思う」
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