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7人乗り登場! 「グランドチェロキー」がデザイン一新してラグジュアリーに生まれ変わった

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7人乗り登場! 「グランドチェロキー」がデザイン一新してラグジュアリーに生まれ変わった

■グランドチェロキーLは、2021年大本命SUVとなるか!?

 2021年1月7日(現地時間)に、新たな「グランドチェロキーL」をジープが発表した。3列シート7人乗り仕様も加わったグランドチェロキーLの第一報をレポートする。

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 第4世代のグランドチェロキーは、2011年モデルから販売されており、2021年には次期モデルが発表されるのではないかと予想されていた。中国ではすでに3列シート7人乗りの「グランドコマンダー」が2018年にデビューしているが、新世代のグランドチェロキーLも3列シートのフルサイズSUVへと進化した。

 北米では、グランドチェロキーLは、2021年第2四半期にデリバリーが開始される予定だ。また2列シートの「グランドチェロキー」と電動化バージョンの「グランドチェロキー4xe」は、2021年後半にデビューが予定されている。

 グランドチェロキーには、「ラレード」「リミテッド」「オーバーランド」「サミット」の4つのトリムが用意され、デトロイトの新たなマック工場で製造される。

 搭載されるエンジンは、V6とV8の2種類だ。まず、標準ではオールアルミ製の3.6リッター「ペンタスター」V型6気筒エンジンが搭載される。最高出力290ps、最大トルク348Nmを発揮し、ピークトルクの90%近くを1800rpm-6400rpmで得ることができるため、牽引などの際に扱いやすいエンジンとなっている。

 5.7リッターのV型8気筒エンジンは、鋳鉄ブロックとアルミシリンダーヘッドで構成されており、高速道路などでの巡航時には4気筒を停止する気筒休止システムも採用している。

 この気筒休止システムは、先代よりも幅広い領域で作動するよう改められており、オン/オフの切り替えがドライバーには気付かれないほどのマナーを手に入れている。これにより燃費を5%から20%向上させることが可能となっている。

 V6/V8ともに、組み合わされるトランスミッションは、8速ATとなる。

■2列目/3列目シートは、どうなっている?

 今回発表されたグランドチェロキーは、3列シートのグランドチェロキーLであったが、どのようにして後部座席の空間を確保したのだろうか。

 グランドチェロキーLのホイールベースは、3091mmとなり、2列目はクラストップレベルの広いレッグルームを実現している。

 また、後部座席に乗降しやすいように、2列目のドアの開口部が、先代よりも広くなっているのもポイントだ。2列目のドアは64度開き、サイドステップを備えることでアクセスし易くなっている。

 2列目は、標準で独立したキャプテンズシートが用意され、この場合は6人乗りとなる。オプションのベンチシートを選択すると、7人乗り仕様となる。また、2列目は前後に180mmのスライドが可能だ。

 さらに2列目シートは18度のリクライニングが可能となっており、快適性も向上している。

 3列目にはパワーフォールディングシートが装備されており、ヘッドルームは947mm確保されており、ゆとりある空間となっている。3列目シートは50:50の分割可倒式で、ラゲッジルーム側からも簡単に折りたたむことが可能だ。

 1列目シートは、メモリーとランバーを備えた16Way調整機能付きシートが、オーバランドとサミットに標準装備。3段階の強さで5つのプロファイルをカスタマイズできるシートバックマッサージは、オーバーランドに設定、サミットに標準装備となる。

 1列目と2列目のシートヒーターは、3段階調整が可能で、リミテッド、オーバランド、サミットに標準装備される。1列目のベンチレーテッドは、リミテッドに設定され、オーバーランドとサミットに標準装備、2列目のベンチレーテッドは「サミット リザーブ パッケージ」に標準装備となる。

 肝心の悪路走破性に関しては、3つの4×4システム(Quadra-Trac I、Quadra-Trac II、eLSD付きQuadra-Drive II)を装備しており、まったく抜かりはないグランドチェロキーLだが、多彩なシート調整機能やインテリアの洗練されたデザインも相まって、さらにプレミアム感が高まったようである。

 日本市場への導入が期待される1台となることは間違いないだろう。

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