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空前の「お尻ブーム」はクルマにも波及! 思わず追尾したくなるいまどきの美尻カー5選

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空前の「お尻ブーム」はクルマにも波及! 思わず追尾したくなるいまどきの美尻カー5選

 強烈な個性を醸し出す印象的なリヤデザインも存在!

 どうやら2020年は、空前のお尻ブームに突入したようです。美意識の高い女性たちは胸よりお尻に注目し、こぞって美尻トレーニングを始めているんだそう。美尻専門のサロンまであるというんだから、すごいですよね。

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 じつはクルマも、ヘッドライトだけでなくテールランプにもLEDが使われるようになって、一気にデザイン性がアップ。どんどん美尻度も高まっているんです。女性が理想とするのは、程よくボリューミーで丸みのあるプリッとしたお尻だそうですが、クルマのお尻はいろんな美しさがあって見応えがあるんですよね。今回はそんな、思わず追尾したくなるような美尻カーをご紹介したいと思います。

 1)日産フェアレディZ

 まずは国産スポーツカー代表の美尻といえば、日産フェレディZでしょう。すでに次期型のプロトタイプが公開されて話題となりましたが、現行モデルもなかなかなんです。ボディの量感を意識して筋肉質なスタイルを追求し、ほかにはないテールランプのブーメラン形が、強烈な個性で目を惹きます。

 日本だけでなく、世界中のデザイナーが描いた何枚ものスケッチから、フェアレディZ誕生当時からの基本コンセプトを指す「Z-Ness」と、新たに有機的な色気を与えたという「Newness」をコンセプトにデザインされたと言います。このブーメラン形は、その後の日産車のデザインモチーフとして受け継がれたことからも、Zの美尻度がわかりますね。

 2)レクサスLC

 もう1台、国産ラグジュアリークーペの美尻代表として挙げたいのは、レクサスLCです。グラマラスで、複雑な造形が絶妙にバランスしていて、とても印象的なリヤビューですね。じつはこのLCの美尻が実現したのは、かなりミラクルが重なったおかげなんだとか。

 通常ではゴーサインが出ないようなデザイン案だったにもかかわらず、たまたまプラットフォームのリニューアル時期と重なったために、デザインのために必要な案件をあらかじめ新型プラットフォームに盛り込むことが可能だったというのです。そんな「奇跡のデザイン、奇跡の美尻」がLCなんですね。

 輸入車では高額なモデルに「美尻」が多い

 3)シボレー・コルベット

 さて、ここからは輸入車です。2020年の東京オートサロンで発表され、注文が殺到したというシボレーの新型コルベット。コルベット史上初のミッドシップレイアウトを採用した衝撃作と言われていますが、こちらも見事な美尻です。先代までのようにロングノーズ/ショートデッキというプロポーションとは違っているのに、どこから見てもコルベットと感じさせるデザインそのものが秀逸ですが、とくにリヤまわりは、コルベットの頭文字「C」をモダンにあしらったLEDテールランプをはじめ、大型のウイングやディフューザーなどでいかにもダウンフォースが効きそうな印象に。

 さらに、薄さ3.2mmというリヤハッチウインドウから、真っ赤なヘッドカバーのV8ユニットがのぞき、まるでショーウインドウのディスプレイのようです。こんな美尻を見かけたら、フラフラと追尾しちゃうこと間違いなしですね。

 4)フェラーリ・ローマ

 次に、歴史上でも大きな意味を持つイタリアの大都市の名が冠された、フェラーリ・ローマ。新しい時代に求められるフェラーリとして、「エレガンス」をテーマにデザインされたという美しいクーペスタイルです。

 そのリヤビューはフェンダーのふくらみがグラマラスで、ウインドウグラフィクスが繊細かつ未来的で、なんといっても新鮮に映るのが、細くて横長のテールランプ。なんてシンプル、なんて個性的。デザイナーいわく、フェラーリのなかでいちばんスーツ姿が似合うモデルにしたかったそうで、もし街中で見かけたらガン見しすぎないように要注意です。

 5)MINI

 高額なモデルが続きましたので、最後はもう少しフレンドリーな美尻の輸入車を。最近、ニューモデルがどんどん個性的なテールライトのデザインになっている、MINIです。MINIといえば、そのルーツはイギリス。ということで、なんとテールランプのデザインモチーフがユニオンジャック! 街中でこのMINIを見かけるたびに、ほっこりと和んじゃいますよね。オモチャっぽいとか、子どもっぽいなんて言う人もいますが、じつはすごいこだわりがあるんです。

 実際の国旗のユニオンジャックをよく見てください。言われなければ気づかないことも多いのですが、左右対称のデザインではないんですね。MINIのテールランプも、ちゃんと左右非対称に再現されているのです。見た目はキュートでも、本物にこだわるMINIらしいなと感心。

 ちなみに先日、MINIクロスオーバーもマイナーチェンジでテールランプが変わりましたが、こちらはユニオンジャックの4分の1が左右に再現されています。

 というわけで、2020年を代表するクルマ界の美尻さんたちを、独断と偏見でチョイスさせていただきました。アウディが有機ELをテールランプに採用して、明るさの部分的な調整ができたり、明確なコントラストと極薄の発光体によってより繊細なデザインが可能になったりと、テールランプは今も刻々と進化しています。後ろについて走るのが嬉しくなったり、目の保養になるような美尻カーが増えたら、ドライブはもっと楽しいですよね。これからもぜひ、クルマの美尻に注目していきたいと思います。

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