例えるなら4ドアのフェラーリ アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ 英国版中古車ガイド

イタリアの息吹に溢れた2.9L V6ツインターボ

もし筆者の夢を叶えられるなら、実用性を犠牲にしない、4ドアのフェラーリを希望したい。比較的手頃な価格で、見惚れるほど美しいスタイリングの1台を。

他のモデルでは味わえない壮大なドライビング体験を備えつつ、普段使いできるモデルが良い。故障や維持費に追われ、貯金が消え去るのは困る。家族での週末のお出かけに、バスや電車を使わずに済む広さは欲しい。

そんな願いを、かなり近いカタチで現実のものとしたのが、2016年に発売されたアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオだ。

Comments

ジュリアのクアドリに乗ってます。この車のすばらしいところはやはり今の電子制御だらけの無機質な車が多い中でドライバーに多くの判断を要求してくる、車と真剣に対話のできる車だと思います。２８００を超えるロングホイールベースにもかかわらずクイックなステアリングギア比で国産の比較的コンパクトなホイールベース２５００程度の車と比べても舵角が少なく山道でRのきついコーナーほどシャープにクイックに曲がります。エンジンはヴェローチェでも十分速いですがやはりフェラーリ譲りのフラットクランクシャフトによる回転の上がり方とサウンドは国産V6ターボ勢では味わえない刺激的なフィールです。サウンドもバルブ付きで楽しめるので数少ないピュアなスポーツを体感できる純ガソリンエンジン車だと思います。

近所にQV来たから売ってしまったけど、ヴェーチェの4wdでも十分速かった
スピード出しても怖さが無い、旋回中に車体の真ん中にいるような感覚など素人ながらシャーシの出来は良かったように感じました