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ロールスロイス 「カリナン ブラック・バッジ」登場

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ロールスロイス 「カリナン ブラック・バッジ」登場

ロールスロイス・モーターカーズは2019年11月7日、スーパーラグジュアリーSUV「カリナン」にブラック・バッジ・モデルを追加したと発表した。このモデルはブラック・バッジとして最もダークで、最も都会的なモデルとされる。

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ブラック・バッジとは

「ブラック・バッジ」は、2016年3月に開催されたジュネーブモーターショーで発表され、新世代のスーパーラグジュアリー・コンシューマーの好みを反映して開発されたカタログ・モデルのビスポークモデルだ。この大胆な漆黒のモデルは、従来のラグジュアリーの型にはめられることを嫌う顧客の要望に応えたもので、大胆な美を愛し、妥協を拒むライフスタイルを象徴するモデルとして、ロールスロイスに新たな顧客層を開拓することに成功した。

このロールスロイスの漆黒のモデルは、数学で「無限大」を表す記号をシンボルとし、室内の随所に目立たぬ形で埋め込まれている。この印は「レムニスケート(連珠)」と呼ばれるもので、1937年にマルコム・キャンベル卿が水上速度記録を打ち立てたロールス・ロイス製エンジン搭載の水上機「ブルーバードK3」の機体に表示されていたものだ。

この超高速の水上機の保険等級が、エンジン出力に上限の無いもの、つまり無限大であるものに割り当てられたことに由来する。ロールスロイスは、パワーに対するその飽くなき追求の姿勢を明らかにすべく、これをブラック・バッジ・シリーズのシンボルに選んだ。

ロールスロイスのブラック・バッジ・モデルは2016年に、「レイス」と「ゴースト」に設定しデビューし、2017年には「ドーン」が登場した。そしてついに「バラック・バッジ」ファミリーの最後を飾るモデルとして「カリナン ブラック・バッジ」が登場した。ブラック・バッジの中でも最もダークな、最も都会的な性格を明確に打ち出したモデルとなっている。

エクステリア

カリナンは2018年、従来の顧客層より年齢が若く、アドベンチャーを好む顧客の要望に応えるべく導入したシルバー・バッジ仕様が世界的に高い評価を獲得し、世界最高峰のスーパーラグジュアリーSUVとして認知された。至高のラグジュアリーに、本格的な実用性とオフロード走破性能をも兼備するカリナンは、あらゆる場所で極上の快適さ証明している。

しかし一部の顧客層は、このクルマに夜の闇を常にまとわせることにより、その強烈な存在感を弱めたいと考えており、今回のブラック・バッジは新しい都会のフロンティアであることを目指している。

ボディ色は、「レディメイド」の4万4000色の中から選択、あるいは顧客の好みのカラーを特注することも可能だが、多くの顧客はブラック・バッジを体現するブラック・カラーを選択するはずだ。

ボンネット前端のスピリット・オブ・エクスタシーは、台座プレートまでハイグロス・ブラック・クロームで仕上げられている。またフロント、サイド、リヤの「ダブルR」バッジは通常と配色を反対にして文字をシルバー、地をブラックとした。そしてフロント・グリルまわりやサイドフレーム・フィニッシャー、ブート・ハンドル、ブート・トリム、下部エアインレット・フィニッシャー、エキゾーストパイプなどはダーククロームとしている。圧倒的な存在感を持つ22インチ鍛造アロイ・ホイールは、ブラック・バッジ・カリナン専用装備だ。さらにロールス・ロイスが今回初めて採用した赤色のカラード・ブレーキキャリパーも装備される。

インテリア

インテリアは、極上の快適性と大胆なデザイン、先進素材、それに正確で丹念なクラフトマンシップがしっくりと融合している。その象徴的な存在が、ブラック・バッジ・カリナン専用の「テクニカル・カーボン」だ。

優れた都市建築の例に学びつつネイキッド・ウィーヴ・カーボン・ファイバー仕上げを開発。正確に繰り返される幾何学模様を表に出すことで、力強い立体効果を生み出している。

また、スターライト・ヘッドライナーが採用され、ブラック・バッジ・カリナンのキャビンは、このヘッドライナーの採用によって豪華なレザーシートにかすかな光が当たることで室内をよりラグジュアリーな雰囲気にしている。

このスターライト・ヘッドライナーは光ファイバーライト1344個を手織りした上質なブラック・レザーを組み込むことで、夜空を忠実に再現。前席頭上を中心に8個のきらめく白い流れ星をランダムに流れさせることで、この車のオーナーカーとしての魅力をさりげなくアピールしている。

エンジンは600ps/900Nmを発生

カリナンは、ファントムで初めて採用されたロールスロイス独自のオール・アルミ製ボディ&プラットフォーム「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用し、4輪駆動や4輪ステアリングを搭載している。ブラック・バッジにおいては、これらのダイナミックなメカニズムや構造をトータルで見直すとともに、これまでロールス・ロイスならではの乗り心地を保っている。

エンジンは6.75L・ツインターボV12を搭載し、エンジン・ノートを誇り高く増幅するまったく新しいエキゾースト・システムを採用。深みと威厳のある重低音がブラック・バッジ・カリナンの存在を主張している。

出力は標準モデルより29psアップの600ps、最大トルクは50Nmアップの900Nmとなっている。トランスミッションはZF製8速ATだ。エンジン、AT、4輪操舵システムなどはすべて統合制御され、連携して作動し、運動性能と上質な走りを両立させている。

なお、「カリナン ブラック・バッジ」は11月7日から受注を開始している。

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